内容説明
現代の医療に欠かせない生命科学の基礎を理解するために、最低限知っておいたほうがよい化学とは何かをまとめた教科書。巻末に用語解説をまとめ、基礎化学の小辞典代わりにもなる工夫がされ、各章で最も重要な内容については、簡単な問題を与え、自分の理解がどこまでいっているかを診断できるようになっている。
目次
1 元素、原子、電子
2 結合、電子、分子
3 分子間相互作用
4 分子の数の表し方
5 炭素―生命体のもと
6 形だけが異なる同じ分子
7 水―生命の溶媒
8 反応する分子とエネルギー
9 反応中の分子と反応速度論
10 エネルギーと生命
11 生体分子の反応性
著者等紹介
Fry,Mitch[FRY,MITCH][Fry,Mitch]
博士(化学教育士、化学教育博士)。生化学の大学院生。かつて製薬企業で上席研究員として働き、また、中学校および高校の両方で理科の教師をしていた経験がある。Leeds大学における主要な役割は、生命科学の学部学生の教育、サポート、監督で、大学入学前の準備教育活動および大学入学手続の際の学生支援などの仕事も含まれる
Page,Elizabeth[PAGE,ELIZABETH][Page,Elizabeth]
博士(化学教育博士)はReading大学の化学部での学部教育の最高責任者。最近10年間、生物学および他の生命科学の学生に化学を教育してきた。大学教育に移行する学部1年生のサポートに特に関心をもっている
林利彦[ハヤシトシヒコ]
1941年東京に生まれる。1965年東京大学理学部卒。1967年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。東京大学名誉教授、現、帝京平成大学薬学部教授。専攻は生物化学、マトリックス生物学。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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