目次
1 電気化学的な系と現象(化学反応と電気;電池の放電と充電;電極反応と電極電位;水の電気分解)
2 電極反応(電極反応速度と電流;電極反応速度定数の電極電位依存性;電気二重層と電極反応機構;電極反応の解析)
3 起電力と平衡電極電位(電池の起電力;平衡電極電位;溶液内反応の平衡と起電力;種々の電極の平衡電極電位)
4 電解質溶液の電気伝導性(溶液の電気伝導率;電解質の伝導率と濃度;イオンの移動度の濃度依存性)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つづりさん
1
評判の良い電気化学の本。式が天下りだったり、原理的な部分がコラムにあったりするけれど短くまとまっているし記述が丁寧な印象。2014/03/27
あおいぱぱ
0
基本的なことがよくまとまっている。 これを読んでおけば、さらにレベルの高い本も理解しやすくなると思う。2017/07/01
Chemie
0
必要な情報がギュッと濃縮されている感じでジックリ読む必要がありますが,時間をかけて読めば分かるように書いてあるという印象です.文章での説明が多い「基礎化学コース電気化学」に対して数式が多く記述されている本書は2冊目にお勧めできます.演習問題の解答も丁寧な部類だと感じました.2011/09/11