内容説明
生命科学の発展のすばらしさは目を見張るばかりである。遺伝子の構造とその情報発現、遺伝子産物のタンパク質の構造と機能が明らかになるにつれ、生物の構成単位である細胞についても新しい見地から理解がとどくようになった。本書は、この意味でまさに新しい生物学の教科書である。生化学、分子遺伝学、細胞学といったそれぞれの分野が統合されて、生きている細胞のつくりとはたらきが述べられている。
目次
細胞生物学の歴史
第1部 分子細胞生物学序論(エネルギーと化学反応;細胞内の分子;タンパク質と核酸の合成;細胞の構成;分子細胞生物学の実験材料;分子細胞生物学の実験方法)
第2部 遺伝子の発現、構造、複製(RNA合成と原核生物の遺伝子制御;真核生物でのRNA合成とプロセシング;真核生物の染色体と遺伝子:一般的構造と性質;真核生物の染色体と遺伝子:分子解剖技術;真核生物の遺伝子制御;DNA合成、修復、組換え)
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