静かさとはなにか―文化騒音から日本を読む

静かさとはなにか―文化騒音から日本を読む

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784807496006
  • NDC分類 519.6
  • Cコード C0036

出版社内容情報

現代社会をすっぽり覆っている〈文化騒音〉――駅構内や電車・バスのアナウンス、オフィスや商店街のBGM・騒音スピーカー音、防災無線放送などに異議を唱え、生活の質、快適さ、豊さを再考する。学際的視点から日本文化の最も基層に潜んでいる問題を解明する知的論争の書。

内容説明

現代社会をすっぽり覆っている「文化騒音」―駅構内や電車・バスのアナウンス、オフィスや商店街のBGM・宣伝スピーカー音、防災無線放送などに異議を唱え、生活の質、快適さ、豊かさを再考する。学際的視点から日本文化のもっとも基層に潜んでいる問題を解明する知的論争の書。

目次

文化騒音と権利放棄問題
「騒音」の微小読解
音環境の「日本」そして「近代」
騒音倫理学の可能性
「静寂の文化」再考
日本人よ!拡声器騒音、防災無線にもっと怒りを!
音の旅館あるいは留置所
京都雑感
付録 資料集

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジュースの素

4
日本は無類の騒音天国。もっと言えばお節介の国。更に言えば幼児の国。 そこらじゅうで果てしなく機械的な放送がなされる。私がたまに乗る私鉄電車も凄くウルサイ。そこまで言うな!!と叫びたくなるし、新聞投稿もしたけど掲載してくれない。生徒が何かを起こすと矛先はすべて学校に行く。マスコミがそう仕向ける。個人には絶対行かない。それはオカシイ。しかし一方で電車のあの煩い放送を必須だと考える人々もいるらしい。静かってもう得られないものなのか、大人の国を目指すなら考えたい。2016/07/17

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