出版社内容情報
阪神大震災に伴うビル・新幹線等の倒壊は、建設業と行政、公共事業のあり方に鋭い疑問を投げかけ、各専門家の現地調査で手抜き工事、施工不良、コンクリート品質不良の実態が次々と明らかにされた。本書は被害原因とそれを生み出す構造的背景。
内容説明
阪神大震災で日本の「安全神話」は崩れ去った。大規模被災をもたらした原因を究明し、建設業界と行政の責任を徹底追及する。
目次
業界をおおう手抜き欠陥工事
建築物被害原因の究明と行政責任
コンクリート構造物は壊れるべくしてこわれた!
建築構造の不具合とその教訓
公共工事の抜本見直しと信頼回復にむけて