出版社内容情報
「べ平連」というものがあった。いや、その前に、「ベトナム戦争」というものがあった。いや、その前に、「1960年代」があった。あまたの「私」がいた。あまたの「市民」がいた。「市民運動」が生まれた。大きなうねりとなった。「私のべ平連」の、回顧録ではない回顧である。
内容説明
「ベ平連」というものがあった。いや、その前に、「ベトナム戦争」というものがあった。いや、その前に、「1960年代」というものがあった。あまたの「私」がいた。あまたの「市民」がいた。「市民運動」が生まれた。大きなうねりとなった。これは小田実の、「私のべ平連」の、回顧録でない回顧である。
目次
はじめに・なぜ今書くか
「私は“私たち”になった」
「被害者」「加害者」としての「難死」
ふつうの人間の「すべて人間として生きようとする努力」
「われ=われ」のデモ行進
暴力・非暴力・反暴力〔ほか〕