目次
第1章 アフリカの文学と女たち(アフリカの文学と女たち;アフリカ文学に描かれた女性像―新しい女たち;南アフリカの女性作家たち―アパルトヘイトと闘う;南アフレカを生きる女たち;アパルトヘイト下の「家族」;作家との出会い)
第2章 なぜアフリカ文学なのか
第3章 テキストを読む―南アフリカ文学を中心に(カン・テンバ『死ぬ意志』について―時代背景のなかで;アレックス・ラ・グマ「レモン農園」;ナディン・ゴーディマ『造化の戯れ』;ベッシー・ヘッド『力の問題』―魂を呪縛する力から解き放たれるとき;ミリアム・トラーディ〈『泥沼の足跡』あるいは『ソウェト物語』;『二つの世界のはざまで―メトロポリタン商会のミュリエル』〉;グラディス・トーマス「約束」;チェンジェライト・ホーヴェ『骨たち』にみる女たちのチムレンガ―あるいはジンバブエのフェミニズム;書評)
付録 グギ・ワ・ジオンゴ『母よ、我がために歌え』―民族語と民族音楽による実験劇場