出版社内容情報
政争のネタとしてしか扱われない北方四島。そこにも人々の暮らしがあり手つかずの大自然が残っている。「北方領土」問題を考える人も、日本に最も近い「第三世界」を旅する人も、北方マーケットに注目する人も待望の初の北方四島ガイドブック。渡航方法から旅行事情までを完全ガイド。
目次
四島への道
サハリン
エトロフ（択捉）島
シコタン（色丹）島
クナシリ（国後）島
ハボマイ（歯舞）諸島
島の生活に触れよう！
島とかかわる方法
北海道からみた北方四島
「領土問題」の現在
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KF
10
1993年が初版です。その頃買ったのだろうと思います。この所チョイチョイ千島、樺太等をYouTubeで眺めていましたが、先日実家に帰った際に自分の部屋から見つけて来ました。30年前となると時間の流れを感じずにはいられませんね。「古い資料を読んでいるんだ」と自分に言い聞かせながら読みました。もしかして今もあまり変わっていないのかな？現地の様子を読むと「行けねぇなぁ」と感じました。改めて新しめの本を読んでみたいですね。出来れば北千島まで。樺太も。歴史小説なら司馬遼太郎の「菜の花の沖」ですね。2022/05/07
Wisteria
7
これを読んだ所で行きたくもならないけど、現在では北方四島に行く手段はほとんどない模様。領土問題やアイヌについて知れた事は良かった。2016/05/18
