内容説明
あの日から1年以上の時が流れた…これが復興といえるのか?これが復旧といえるのか?700余点の写真で直視する「いま」と「あのとき」。
目次
住民が見た津波(釜石市;大槌町 ほか)
青森県(八戸市)
岩手県(洋野町;野田村 ほか)
宮城県(気仙沼市;南三陸町 ほか)
福島県(新地町;南相馬市 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
2
被災から3周年。1年後の写真集を見て、がれきの撤去のほかは大きく変わっていない風景と、1集、2集では避けられていた写真が掲載されていることの意味を考えました。3集ではあの津波の時、流れいく家屋の屋根や車で茫然とした人が映った写真が何葉か掲載されていました。あの人は無事だったのだろうか?それを知るすべがないだけに不気味さを感じました。それからさらに2年。復興は心の傷を回復させられるところまで来たのでしょうか。 2014/03/16
Yasuko Yamamoto
1
付属図書館にて読了。瓦礫はなくなったけど、更地と廃墟が残った淋しい街。2015/08/04
ブブジ
1
忘れてはならない記憶。震災直後とあれから1年を経た同じ地点から撮影した写真を並べて掲載しています。1年でがれきの量は格段に減り、一面の空き地となってしまったところも多く、残っている建物も人が住んでいるのかとよく見ると、やはり廃屋の様子でまだまだ復興には時間がかかりそう。一方で、震災直後のの写真は被災後1週間程度にも関わらずがれきを縫うように道が開かれているのには日本人の強さを感じました。2012/09/01
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- 和書
- 破れざる旗の下に