内容説明
「教育基本法正案」成立に動いた機密費は?権力中枢の裏金年間70億の成り立ち、カラクリ、驚くべき私的流用、マスコミ口封じ使途まで。
目次
第1章 官房機密費と外交機密費の闇(天皇のポケットマネーで始まった機密費;野党買収と自民党政権維持に使うCIA裏金;外務省は首相官邸の「機密費ロンダリング」機構;森内閣にトドメ刺す外務省松尾の機密費流用 ほか)
第2章 「裏金」=権力の味(「権力の裏金」機密費はヘソクリと根本的に違う;「権力の裏金」を会計検査院はチェックできない;「権力の裏金」を限りなくゼロに近づける努力を)
著者等紹介
古川利明[フルカワトシアキ]
1965年、新潟県生まれ。1988年3月、慶応義塾大学文学部(仏文学専攻)卒業。同年4月、毎日新聞社入社。大阪本社社会部、高知支局、姫路支局、大阪本社社会部(東京本社政治部、高槻駐在)を経て、1994年8月退社。その間1994年には首相官邸で、毎日新聞東京本社政治部記者として、細川首相の「総理番」記者を務める。1996年1月、東京新聞(中日新聞東京本社)入社。首都圏部「TOKYO発」取材班を経て、1997年7月退社。現在、フリージャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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