出版社内容情報
科学者は21世紀にどう生きるべきか?
情況と自己史の接点での見極めに迫られた研究労働者であり生活者である著者が示す「工作者」としての生き方。
内容説明
科学者は21世紀にどう生きるべきか?情況と自己史の接点での見極めに迫られた研究労働者であり生活者である著者が示す「工作者」という生き方。
目次
序章 私有化された知の超克をめざして
1章 科学技術者の内在的批判
2章 地域住民闘争の渦中で
3章 科学技術立国への危険な歩み
4章 私にとっての“学問”“研究”
終章 …知と実存の狭間で
著者等紹介
湯浅一郎[ユアサイチロウ]
1949年、東京都生まれ。1969年、東北大学理学部入学。1975年、同大学院理学研究科修士課程修了。通産省中国工業技術試験所(呉市)に入所。現在は、(独)産業技術総合研究所中国センター職員。理学博士。科学技術のあり方を問う契機として、学生時代の女川原発を皮切りに、芸南火電・松枯れ問題、瀬戸内海汚染など反公害運動に関わる。1984年の核トマホーク配備を契機として反戦平和運動にも関わる。ピースリンク広島・呉・岩国世話人、脱軍備ネットワーク・キャッチピース全国運営委員、ピースデポ理事、核兵器廃絶をめざすヒロシマの会運営委員。環瀬戸内海会議顧問
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。