出版社内容情報
力を尽くしてこの分野に関わってきた人々の中には、対象となる子ども(たち)を強く意識している人もいれば、そうでない人もいるようです。対象となる子ども(たち)は念頭になくとも、大人の中には必ず子どもだった自分がいて、それを含んだ存在である。
内容説明
江国香織VS刈谷政則“作品が生まれるとき”、今江祥智VS刈谷政則“子どもの本の40年”など13人の著者がこもごも語る、児童文学のちから。
目次
夕方の時間―作者の立場から
子どもの本の四〇年―作家と編集者の対話1
作品が生まれるとき―作家と編集者の対話2の1
読書のすすめ―作家と編集者の対話2の2
仕事のこと友だちのこと―作家の立場から
子どもの本との豊かな出会い―翻訳の立場から
『虫めづる姫君』―国文学の立場から1
江戸の戯作絵本―草双紙―国文学の立場から2
アジアの教科書事情―歴史の立場から
アフリカの「語りの文化」―チナ・ムショーペのストーリーテリング―アフリカ文学の立場から
ラスコーの洞窟画―美術評論の立場から
ヴィクトリア時代の絵本(トイ・ブックス)―絵本研究の立場から
イギリス文学の中の子どもたち―イギリス文学の立場から
「マザー・グース」―詩人の立場から




