出版社内容情報
私たちの生活を脅かす環境悪化は日々すすんでいる。作って「水俣病」、使って「環境ホルモン」、捨てて「ダイオキシン」……。
市民の力で環境のためにやったこと、できることをとことんつきつめていった市民運動のマニフェスト兼マニュアル。
内容説明
私たちの生活を脅かす環境悪化。作って「水俣病」、使って「環境ホルモン」、捨てて「ダイオキシン」…。市民の力で環境のためにやったこと、できること。
目次
1 市民運動は民主主義の学校、改革の主人公
2 私たちが取り組んできたこと、これから取り組もうとしていること
3 自立した生活者としての市民こそが環境問題やまちづくりの主人公である―高槻での二五年を振り返りながら市民運動のあり方を考える
4 自治体や企業の環境問題などに関する新たな取り組みをどう見るか
5 市民運動のすすめ方とあり方。議会・行政・企業とつきあう方法
6 新たな世紀に、未来への私たちの義務と責任を果たそう
著者等紹介
植村振作[ウエムラシンサク]
1936年、熊本県生まれ。九州大学理学部卒。高校教諭を経て大阪大学理学部教員となり、2000年3月定年、故郷天草にもどる。この間、「農薬空中散布に反対する市民の会」「水田空散反対ネットワーク」「高槻・市民自主講座」などの代表をつとめ、農薬やプラスチックをはじめ公害・環境問題に関わり、市民・民衆の側に立つ研究者として行動してきた。天草にもどって後は、在野の環境問題研究者としていっそう精力的に活動を行なっている。著書に『残留農薬データブック』『農薬毒性の事典』『こんなに使っていいのかしら 家庭にひそむ農薬』(いずれも三省堂)、『新築病』(高槻・市民自主講座)他
山本健治[ヤマモトケンジ]
1943年、大阪生まれ。立命館大学法学部卒。会社勤めの後、高槻市議(2期)、大阪府議(1期)をつとめ、フリーライターに転じた。「平和」「民主主義」「環境」を軸に活動するかたわら、社会福祉法人理事として保育活動にもたずさわり、子どもの保育、教育、事件にも関わってきた。この他、さまざまなボランティア活動にも参加している。現在は「高槻・市民自主講座」「高槻市議不正乱脈出張追及市民の会」世話役として活動。また、朝日放送(大阪)の早朝番組「おはようコール」でコメンテーターもつとめている。著書に『政治家公務員の犯罪と事件』『大阪府警はあきまへん』(いずれも第三書館)他
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 万華鏡