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内容説明
千字に祈りを込めて。
目次
礼
おこわさんでも
すっぴん
東京駅へ向かっていたのに
月も陽も
ぜったいグランプリ
ビギナーズラック来い来い
こんなところに産まれてしまった
まことに申し訳ございます
崖っぷちにカメ
台形
十段階
我々の宿題
一寸先は
祭りの中
旅人
産土
ふうせん
著者等紹介
中島みゆき[ナカジマミユキ]
1952年札幌市生まれ。藤女子大学文学部国文学科卒。75年「アザミ嬢のララバイ」でデビュー。同年、世界歌謡祭「時代」でグランプリを受賞。76年ファーストアルバム「私の声が聞こえますか」をリリース。アルバム、ビデオ、コンサート、夜会、ラジオパーソナリティ、TV・映画のテーマソング、楽曲提供、小説・詩・エッセイなどの執筆と幅広く活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
44
『四十行のひとりごと』のタイトルがぴったりだと思う、そんな詩的なエッセイのような・・・エッセイ的な詩集だ。中島みゆきさんの筋とか情とかが伝わる詩もあって、それは良かった。う~ん、でも本作には一部分宗教のにおいがしているのが気になった。2020/12/31
coldsurgeon
7
歌詞と異なる中島みゆきの詩の世界が広がる。「礼」「おこわさんでも」には、心惹かれる一文が広がる。詩というのは、確かに作者の独り言だが、それが世の中に出ると、多くの人の心の中から生まれ出たような、言葉となる。40行千字に込められた祈りが、多くの人に届くだろう。2021/01/29
らいしょらいしょ
2
当代随一(と私は思ってる)言葉つかいの第二詩集。一作目は「ウィンターガーデン」ね。あれも舞台で観た印象に加えて、文字で見ても「つよい」と思った。さて今回も、みーさまならではの視点を感じられて嬉しい限り。世界歌謡祭グランプリ……その背景にそっと目頭を押さえる。一番痛いのを10としたら。それ聞かれて探り探り答えた覚えあり。そんなことまでうれしい。2020/09/24
happymade
1
ビギナーズラック来い来い。 いいじゃない、それで、がとても印象的だ。 足るを知る。 今あるもの中に大切なものを見つける。それが幸せなのだ。今あるものも永遠ではない。失くしていくものを悲しんでいては幸せは見つからない。 人に頼んで探してもらうものではないよね。2021/12/12
jouta h.
1
みゆきも来年70歳ですか!千春と戯れていたオールナイトニッポンが懐かしい お先真っ暗ではなく一寸先は闇だから詞人かつ詩人で構わない 御尊父が若くして亡くなられた開業医とは知りませんでした いつまでもお元気で2021/01/27