内容説明
私たちが生きていることには、限りなく深い意味がある。その限りなく深い意味を、天理教教義学の視座から捉えなおし、生の根源的な意味を可能な限り明らかにする。それが本書の目的である。
目次
第1部 天理教教義学とその視座(生の根源への問い;天理教教義学の視座)
第2部 親神とその守護(根源的啓示と生の根源的事実性;親神の呼称に込められた意味;親神の守護―「元の理」とたすけ)
第3部 生の根源的意味とその理解(「かしもの・かりもの」の教理とその理解;生の意味と原典理解;信仰の世界と言葉;身上・事情に込められた意味;生の根源の自覚と信仰)
著者等紹介
澤井義次[サワイヨシツグ]
1951年生まれ。天理大学人間学部宗教学科教授(同大学附属おやさと研究所兼任研究員)。天理教校本科(研究課程)講師。専門分野は宗教学・天理教学・インド学。天理大学宗教学科を卒業後、東北大学大学院を経て、ハーバード大学大学院(宗教学)へ留学。Ph.D.(ハーバード大学)、博士(文学)(東北大学)。現在、宗教倫理学会顧問、日本宗教学会常務理事などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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