内容説明
「信心とはなにか」と尋ねられ、「論より証拠」で、納得させてくれるのが、この本といっても過言ではない。信仰者はもちろん、信心に無関心な人たちでも、違和感なく誘いこまれる。―宗教を丸だしにして、まったく宗教を感じさせない。極限の宗教体験をしたのに未だに信心の未熟を恥じるという、初々しい感受性。流麗にして、フレッシュな文章のせいもあり、いつのまにか酔わせる不思議な力をもった本である。続編が待ち遠しい。
目次
「かんろだい」を拝んだか
「先生!おぢばでね!」
もう、口癖「なむ天理王命」
いつも、枕の下に…
「お詫びせにゃあかんなー」
お志乃さん
羨ましい人々
「もう、この世にいない!」
人間思案〔ほか〕