内容説明
エレキ、GPS、魚探、航海灯、ウインドラス…。マリンライフを広げる12ボルトバッテリーの運用術。
目次
1 電気の基本―電気アレルギーをきっと払拭できる
2 電装の基本―行きで制御、還りはまとめて。これが基本
3 始動系と点火系―定期的なメインテナンスは、ここからはじまる
4 各種計器―複雑怪奇な配線も、じっくりたどれば必ずわかる
5 DCモーター―意外と単純なDCモーターは、DIYに最適素材
6 スイッチ―オンとオフ。たったこれだけでも奥が深い
7 バッテリーシステム―命に関わるスターティングパワーを確保する
8 充電系―バッテリーは、生かすも殺すもユーザー次第
9 電蝕―人知れず忍び寄る、ボートのガンを徹底退治
10 AC系―エアコンにテレビ。快適ボートライフを考える
著者等紹介
小川淳[オガワアツシ]
1961年4月東京都大田区の羽田生まれ。舵社刊行のマリン雑誌『ボート倶楽部』では、「ボーティングトラブル一件落着」の連載が100回を超える。町工場で生まれ育ち、父親の仕事を手伝って小学生のころから旋盤を回していた。大学での専攻は工業化学。バッテリーや海水の電気分解、いわゆる電蝕などを研究テーマとする。卒業後は某精密機器メーカーに勤務。会社では、社内技術系システムのソフトウエア開発に携わっている。少年時代は近所の人に20フィートぐらいの海苔船へ乗せてもらい、羽田周辺の海を闊歩。以来、海と船が大好きとなる。1987年、大学卒業後にオーストラリアのゴールドコーストへ旅行に行き、水上スキーとPWCを体験。帰国後すぐにPWCを購入し、その後、父親とボートを購入し山中湖をベースにマリンスポーツを楽しむ。1995年の東京国際ボートショーを見学して、いよいよ海に出ることを決意。会社の仲間2人と従兄弟4人で、25フィートの中古艇を購入する。その後オーシャンヨット35SS、ウエルクラフト37コズメルと乗り継ぐ。東京都江戸川区にあるIZUMIマリーンがホームポート。現在は2007年6月に乗り換えた、愛艇で、家族や友人とともに週末のクルージングを楽しんでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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