帆船史話〈王国の海賊編〉

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帆船史話〈王国の海賊編〉

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784807232031
  • NDC分類 550.2
  • Cコード C3056

内容説明

船の歴史から説き起こし、十五世紀にはじまった大航海時代、海軍の起源、成長にともなうさまざまな大戦を経て、世界をまたにかけた海賊の時代までをたどる。ヨーロッパを舞台にして帆船の歩みをたて糸として、その社会の変遷と発展をよこ糸に織り込みながら、海の世紀を浮き彫りにした好著。

目次

第1章 女王陛下の海賊たち
第2章 ピープスと帆走軍艦
第3章 イギリス・オランダ戦争
第4章 最後の海賊艦隊
第5章 キャプテン・クックの航跡

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

むらきち

7
イギリスを中心とする帆走軍艦の本。第一章は中世から近世への海賊と戦争の歴史。第二章は構造や造船その他色々の話。第三章以降は近世近代の歴史です。第四章のアンソン艦隊が壮絶。かなりの死者を出した戦闘航海ですが、そのほとんどが荒海と病による被害。ホーン岬の怖さがよく分かります。書かれてなかったので書いておきますが、この偉業を成し遂げた旗艦センチュリオンは、世界初の海上時計H1とその発明者ジョン・ハリソンを乗せた艦です。クック船長の航海も凄かった。とても面白い本です!2018/11/20

ヒラK

0
大航海時代といえばまずスペイン、ポルトガルが浮かび、遂に覇者となったのはイギリス、アメリカということで、イギリスにおける帆船発達の過程を辿る話がまず5話(この後「反乱と海戦編に続く」)。対アルマダは先ごろ別の本で読んだばかりなので復習的だったが、艦隊の動きが図解してあって分かりやすかった。個人的には帆船時代のオランダの重要性が目からウロコ。イギリスオランダ戦争でこんなにすごかったのか!なのにイギリス有利の戦後結果から、イギリス外交の強かさが垣間見れた。2015/04/01

あめりこ

0
船から歴史をたどるすごく面白い本でした。海の覇権を争うヨーロッパの海戦の詳細がとても興味深かったです。海賊を巧みに利用したエリザベス1世はすごい!2013/12/31

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