出版社内容情報
今尾恵介[イマオ ケイスケ]
著・文・その他
目次
第1章 地形に従い地形を制す「鉄道」(青函トンネルは海の色が薄い場所に;開通直前に描かれた丹那トンネル ほか)
第2章 「鉄道」栄枯盛衰(石狩炭田の運炭線はすべて消滅;激減した南九州の鉄道路線 ほか)
第3章 「鉄道」から見えてくる外国の姿(植民地支配はまず鉄道から―欧米の対中投資;特急「あじあ」の走った南満州鉄道 ほか)
第4章 その「鉄道」はなぜそこにあるのか(不自然に曲がった線路と「我田引鉄」;宿場の人たちが鉄道に反対したのは事実か ほか)
第5章 地図帳を見て気づく「鉄道」のあれこれ(「鉄道事故」の異様な多さ;列車愛称を地図帳から探す ほか)
著者等紹介
今尾恵介[イマオケイスケ]
1959年横浜市出身。地図研究家。明治大学文学部ドイツ文学専攻中退。中学生の頃より帝国書院の地図帳を愛読。授業で国土地理院発行の地形図に出会い、地形図マニアになる。現在、(一財)日本地図センター客員研究員、(一財)地図情報センター評議員を務める。『地図マニア 空想の旅』集英社インターナショナル(第2回斎藤茂太賞受賞)、『今尾恵介責任編集 地図と鉄道』洋泉社(第43回交通図書賞受賞)、『地図と鉄道省文書で読む私鉄の歩み』白水社、『地図帳の深読み』帝国書院、『地図帳の深読み 100年の変遷』帝国書院など地図や地名、鉄道に関する著作が多数ある。2019年度には、日本地理学会賞(社会貢献部門)を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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