内容説明
囲碁はゲームとしての楽しみ以外に、対戦を通してお互いを深く理解し合えるのが特徴です。何も話さなくても、石を打つことでお互いの考えがわかることから「手談」といわれているほどです。本書は、これから囲碁を始めようとしている女性にむけた入門書です。石を打つ位置や用語といった基礎から対戦の流れまで、初心者でも囲碁を打てるようにわかりやすく解説します。
目次
1章 最初に覚える囲碁のルール
2章 石の取り方と基礎知識
3章 9路盤の対局を見てみよう
4章 石の生き死に
5章 13路盤の対局を見てみよう
特別付録 練習問題で総復習!
著者等紹介
吉原由香里[ヨシハラユカリ]
日本棋院東京本院所属、六段。1973年10月4日生まれ。東京都出身。加藤正夫名誉王座門下。2007年に第10期女流棋聖戦で初のタイトルを奪取する。テレビ番組の解説、囲碁漫画の監修など、様々なメディアで活躍。囲碁の入門書を多数手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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すず
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図書館本。巷では将棋ブームがある一方で、自分では囲碁やりたいブームが到来。何度目の到来? タイトルに「女性のための」と書いてあったから借りてみた、ってだけ。2017/09/23
さくら
0
生前、祖父が囲碁を嗜んでいた。Eテレで、(まだ教育テレビと言われてた)祖父が解説番組を熱心に見ていたことが思い出される。なかなか奥深いルールだと知って、自分でも、ぜひやってみたいと思った。できれば、祖父が生きているうちに挑戦したら良かったと、つくづく思う。とても分かりやすい解説書だった。2023/10/21