内容説明
本書は、『百人一首』の歌をなぞって味わうことで、自然に美しい文字の練習ができる手習い帖です。百首すべてを、ボールペンでしっかり書く「楷書」と、筆ペンで流れるように書く「行書」の両方で練習できるよう、お手本を載せています。本体で書き方と歌の意味を鑑賞しながら、なぞり書きは、書きやすく便利な取り外しの付録を活用ください。
目次
秋の田の(天智天皇)
春過ぎて(持統天皇)
足引きの(柿本人麿)
田子の浦に(山辺赤人)
奥山に(猿丸大夫)
かささぎの(中納言家持)
天の原(安倍仲麻呂)
わが庵は(喜撰法師)
花の色は(小野小町)
これやこの(蝉丸)〔ほか〕
著者等紹介
鈴木栖鳥[スズキセイチョウ]
美文字コーディネーターとして、日常の文字をきれいに書きたい人のためにメンタル面、理論面、運動機能面から一人ひとりの個性に合わせた練習と指導方法を研究中。書道教授としても活躍。2014年現在、ブラジル・サンパウロにて書道普及に努める
吉海直人[ヨシカイナオト]
同志社女子大学表象文化学部日本語日本文学科教授。公益法人小倉百人一首文化財団理事(時雨殿館長)。『百人一首』研究者として知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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