内容説明
紅茶の歴史は、イギリスなくして語れない。だが、イギリスだけで、紅茶の歴史を語ることも、またできない。ロンドン、福建、雲南、ミャンマー、アッサム、セイロン島…。人気の紅茶研究家磯淵猛が、約30年間にわたって、紅茶にまつわる“伝説の地”を訪ねて歩き、その謎を探求した、書き下ろし紅茶史エッセイ。
目次
第1章 紅茶の発祥(イギリス・ベッドフォードシャー;中国・武夷山―福建省桐木村 ほか)
第2章 茶樹王の末裔(中国・巴達山―雲南省西双版納;中国・南糯山半坡寨―雲南省西双版納 ほか)
第3章 アッサム茶の発見(インド・アッサム;インド・デジプール)
第4章 紅茶の神様(スリランカ・コロンボ;スリランカ・キャンディ ほか)
著者等紹介
磯淵猛[イソブチタケシ]
紅茶研究家・エッセイスト。1951年愛媛県生まれ。青山学院大学卒業。1979年に紅茶専門店「ディンブラ」を開業。スリランカ紅茶、インド紅茶の輸入販売も手掛け、同時に紅茶の特徴を生かした数百種類のオリジナルメニューを開発。ホテル、レストラン、紅茶専門店への紅茶の技術指導や、経営アドバイスを含めたプロのためのセミナーも開催している。企業との紅茶開発も手がけ、現在キリンビバレッジ「午後の紅茶」のアドバイザーを務める。また一般の紅茶愛好家向けに紅茶教室やセミナーを開くなど、多方面で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。