内容説明
現在、市販・処方されている漢方薬154種を取り上げ、「症状別の選び方や使い方」を、わかりやすく説明。健康保険が使える漢方薬には、保険上の適応症を明記。さらには、取り扱っている製薬会社名のほか、保険適用外でも定評ある漢方薬も紹介。
目次
漢方薬健康保険時代を迎えて―百年目の出来事
最もよく使う漢方薬―本書による勉強の仕方
インスタント漢方薬―漢方エキス剤
エキス剤の使用量―成人用量と小児量の使い方
漢方エキス剤の飲み方・飲ませ方
漢方薬使い方のコツ
著者等紹介
木下繁太朗[キノシタシゲタロウ]
1925年、東京に生まれる。52年慈恵医大卒。学生時代、隅田川で生活する水上生活者を対象にセツルメント活動を行う。59年岐阜医大助教授、61年昭和医大助教授。そのかたわら、54年鉄砲州診療所の設立に尽力、58年初代所長。同理事長となる。「医療の大衆化、患者本位の医療」をめざし、胎盤埋没療法、西洋医学と東洋医学(漢方療法)の併行診療などの新しい試みにつぎつぎと取り組み、とくに漢方治療の大衆化をめざした漢方薬・鍼灸の健康保険適用の運動をする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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