内容説明
アフリカの深部を誰より知る男が撮った見たこともない豊饒と哀しみと奇跡。
目次
1(民族・ドゴンの集落―マリ;砂漠・サン人に聞く民話―ボツワナ;宗教・人は死して美しく―マダガルカル;密林・ゴリラの森―カメルーン;動物・ライオンを狩る―ケニア)
2(飢餓・虚空見上げる子どもたち―ニジェール;病・目に光よ戻れ―ザンビア;虐殺・汝の隣人を殺せ―ルワンダ;貧困・採掘場の児童奴隷―ナイジェリア;中野智明の仕事)
3(奴隷・積み出しの港で―セネガル;内戦・忘れられた難民―スーダン;和解・すべてを許す―シエラレオネ)
4(人種の壁・国籍は黒人だけ―リベリア;自由・動き出した巨象―南アフリカ;隔離・海に浮かぶ監獄島―南アフリカ)
著者等紹介
中野智明[ナカノトモアキ]
1959年生まれ。フォトジャーナリスト。83年からアフリカ大陸で写真を撮り続け、ルワンダ大虐殺や南アフリカのアパルトヘイトの終焉などを取材。現地の食べ物を一緒に食べることで地元の人々とコミュニケーションを図ってきた。2010年までにアフリカの44カ国を訪れ、日本メディアでは共同通信を中心に写真を発表。活動の場を欧米メディアにも広げている
沢井俊光[サワイトシミツ]
1962年生まれ。85年共同通信入社。95~98年ナイロビ支局長として、ソマリア内戦やルワンダ難民、ザイール(現コンゴ)のモブツ政権崩壊などを取材。バンコク支局、ワシントン支局を経て2009年7月からバンコク支局長
金子大[カネコダイ]
1966年生まれ。90年共同通信入社。2000~03年ヨハネスブルク支局長として、コンゴ紛争やアフリカ各国のエイズ問題、食料危機などを取材。パリ支局長を経て、08年12月から外信部(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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