内容説明
黎明期の日仏交流がどのように行われたかを、資料や写真を用いて目で見る日仏交流史。名の知られた人びとの知られざる一面もあれば、日本で立派な仕事を残しながらも記憶の底にうもれてしまった学者のこと、フランスを代表して来日した顕官の今では草に埋もれた来訪の記念碑、フランスで尋ねあてた由縁の子孫の好意で接することのできた写真の数々、など。
目次
1 フランス科学技術導入の概要―外交・法制・軍事・技術・教育(フランス人技術者とグランド・ゼコール(高等教育機関)
夜明け前、開国前までの日仏交流 ほか)
2 近代法の編纂過程(ボアソナード以前のフランス法の研究過程;開成所の箕作麟祥 ほか)
3 横須賀製鉄所物語(近代化の根幹に位置する横須賀製鉄所建設;横須賀製鉄所、生野鉱山、別子鉱山、横浜製鉄所、富岡製糸場―近代化のエネルギーはグランド・ゼコールの人材 ほか)
4 軍事顧問団(幕末から明治期にかけて;軍事顧問団とグランド・ゼコール ほか)
著者等紹介
西堀昭[ニシボリアキラ]
横浜国立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 美味学 21世紀の調理学