目次
第1部 脱ステロイド・脱保湿療法(成人型アトピー性皮膚炎;脱ステロイド;脱保湿;口渇と滲出液対策;細菌・ウイルス感染対策 ほか)
第2部 脱ステロイド・脱保湿剤療法中の問題点(ステロイド外用剤など;アトピー性皮膚炎の学説;精神神経的問題;脱ステロイドと全身状態との関係;民間療法の評価 ほか)
著者等紹介
佐藤健二[サトウケンジ]
大阪大学医学部皮膚科講師(1992年1月~)、名古屋市立大学医学部皮膚科助教授(1994年5月~)、公立学校共済組合近畿中央病院皮膚科部長(2000年4月~)、2008年4月より阪南中央病院皮膚科部長。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。2008年3月まで大阪大学医学部臨床教授、兵庫医科大学臨床実習教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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うぃっくす
2
一度読んだくらいでは理解できなかった。脱ステ脱保湿がいいという意見もあるし最初はステロイド使ってから段々なおしていくのがいいという意見もあるし。ステロイドの副作用怖いけど結局自分が納得して行う治療じゃなきゃ受け入れられないもんね。ただ乳児にステロイド使わないほうがいいんだろうなとは思う。2018/03/18
nenene
2
どんな治療法であっても10人に1人くらいは何らかの効果が現れます。脱ステロイドをしたからと云って10人が10人全員が治るわけではありません。中には想像も出来なかった程に悪化する人も居ます。とは云え、やはり薬を使わないで治るならばそれにこしたことはありません。自分にあった治療方法を探す手だてとして、こんな方法もあります、と云う意味で知っておくのは良いのではないでしょうか。2011/06/26
tomtom
1
脱ステロイド、脱保湿推進派のアトピー治療についての本。ステロイドによるアトピー治療に疑問や行き詰まりを感じる方であれば、大変共感しながら読める本。医師でありながら真に患者の立場に立った見方をしてくれる先生が書かれた本であると感じる。私は、この本に従って治療を進め現在では殆どアトピー性皮膚炎は改善した。引き続き本書に従った生活を実践したい。2014/01/12