内容説明
解放運動再生への直言!魂を揺さぶる現代の「水平社宣言」。被差別民衆の文化創造力をバネに語りの歴史創造力を再認識。
目次
1 生い立ち
2 初期の運動体験
3 矢田教育差別事件
4 部落解放中国研究会の結成
5 松本治一郎から学んだことなど
6 狭山闘争中央本部事務局長として
7 荊冠と銀のしずく―アイヌ民族との連帯
8 闘いの中で出会った人
9 『西岡・駒井意見書』と今日の不祥事
10 解放運動再生への提言―ピンチはチャンス!
著者等紹介
西岡智[ニシオカサトル]
1931年生まれ、矢田尋常高等小学校‐旧制浪速中学校‐大阪府立高津高定時制を経て、慶応大学法学部通信制課程中退。行商しながら勉学し松本治一郎宅に寄宿。1958年部落解放同盟矢田支部を結成し初代書記長。大阪府連書記長、副委員長、中央本部執行委員、書記次長など歴任。狭山闘争中央本部事務局長として「狭山差別糾弾闘争」を牽引し、また組織部長として各地の支部や県連の組織化に奔走する傍ら部落解放研究所の創設にかかわり理事を務める。1982年「意見書」問題で中執をやめ、矢田に帰り特別執行委員として教対部長、矢田教育共闘会議議長を経て、矢田生活協同組合専務理事として温泉作り、特別養護老人ホームの建設等町づくり、釜ケ崎差別と闘う連絡会議や野宿労働者の就労保障のNPO釜ケ崎支援機構立ち上げなどに関与した。現在、部落解放・人権研究所名誉理事、同反差別部会部会長。日本軍性奴隷(従軍慰安婦)問題、水環境問題にも取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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