内容説明
無慈悲で冷酷な金融システム…。でも、私たちはシステムの歯車なんかじゃない。ニンゲンだ!発展途上国を苦しめる債務のカラクリ。全てはニッポンにもつながっている、その現実を50の質問であらわにします。
目次
第1章 グローバリゼーションから考える第三世界
第2章 途上国債務の起源
第3章 債務危機
第4章 債務危機への対処法
第5章 途上国債務解体新書
第6章 現行の債務削減の取り組み
第7章 過去の債務帳消しと支払い停止
第8章 途上国債務帳消しの是非
第9章 債務帳消しが引き起こす可能性がある問題
第10章 債務帳消し国際キャンペーン
著者等紹介
ミレー,ダミアン[ミレー,ダミアン][Millet,Damien]
トップクラスの上級教育機関の入試準備を行うポストAレベルクラスの数学教師。CADTM(第三世界債務廃絶委員会)フランスの事務局長
トゥーサン,エリック[トゥーサン,エリック][Toussaint,Eric]
政治学ならびに歴史学者。CADTM代表。世界社会フォーラム国際評議会メンバー。ATTACフランス科学提言審議会メンバー
大倉純子[オオクラジュンコ]
債務と貧困を考えるジュビリー九州運営委員。1999年、ジュビリー債務帳消しキャンペーンの世界的な広がりを前に、2000年の九州・沖縄サミット、特に福岡蔵相会合にターゲットを合わせて債務問題に関する活動を開始する。債務や日本の途上国援助、グローバリゼーション、WTOなどに関して、地方の市民という立場にこだわりながら学習会開催、ニュースレター発行、債務に関するキャンペーンなどの活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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