シルクロードでワインを造る

シルクロードでワインを造る

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  • サイズ B6判/ページ数 243p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784806767367
  • NDC分類 292.28
  • Cコード C0025

出版社内容情報

シルクロードの地、新疆に、世界一のブドウ園とワイナリーを……。ロマンを追いつづける著者が、現地でブドウの栽培技術・ワイン醸造技術を指導してきた体験をもとにつづる、ユーモアあふれる奮戦記。  ★★★読売新聞「本と人」欄(1993年5月3日)=シルクロードの地、新疆・ウイグル自治区。この地で世界一のブドウ園とワイナリーを造ろうとロマンを追い続けるブドウ栽培技術者の奮闘記。★★★オレンジページ評(1995年5月17日号)=自分の手で何かを生み出すこと、夢を追うことのすばらしさが伝わります。★★★グルメジャーナル評(1993年6月号)=日々の暮らしや新疆人気質をスケッチ風に綴った文章にも驚きや発見が満載され、未知の国を限りなく目の前に披露してくれる。★★★日中文化交流評(1993年7月1日号)=新疆の人々との交流が心温かく愛情を込めて描かれている。★★★  ●●●「あとがき」より=新疆は、中国の中で日本から一番遠く、シルクロードで知られていますが、そこには苛烈な気候、強烈な日差し、一直線に広がる砂漠、天にそびえるポプラ並木、古代の遺跡、豊富な果物と野菜、ラクダの放牧、草原に綿を散らしたような羊の大群、けわしい顔付でも素朴で親しめる人々、かつての日本の姿も発見できて郷愁を誘い、魅力に満ちたところですが、新興の意気に燃える国でもあります。テレビで紹介される画面は概して美しく見え、思わず「行ってみたい!」と思わせますが、現実は画面のようなわけにはいかず、まさに異郷の感を深めるところです。しかし滞在日数が増すにつれて異郷にもしだいに馴染み、筆者は楽しく過ごしてきました。現地にいると新疆ならでは味わえない事柄に遭遇し、驚いたり感心したり教えられたりもしました。また、彼らの逞しさにも脱帽したものでした。シルクロードの各地には、歴史の古いブドウ園や比較的新しいブドウ園も多く、ワインもたくさん造られています。ほんの少し手を加えれば、飛躍的に品質が向上すると思われるワイン造りも、設備、資材、生産体制にまだ多くの課題があり、一朝一夕に解決できるとは思えない現実もあります。シルクロードはなぜか心を引かれるところです。遠くて不便なところでも、住んでいる人達の中に入っていけば、自然に心と心の交流が温まってきます。本書は新疆の人達を素顔で引き出し、楽しく読めるように述べました。●●●  【主要目次】▲▲第1章 ロマンあり、現実もある新疆=はじめての新疆/少数民族のこと/南疆の人/オシャレな新疆女性/意識革命はファッションから/開店したデパート/勤勉か怠惰か/植物検疫官/砂漠に不時着/砂漠でパンク/姑娘追/記念の署名/新疆旅行心構え  ▲▲第2章 新疆、わが身半分のふるさと=石河子わが家/日曜ソバ屋開業/ヒラメの入浴/二号白香/ヒマワリの種/地図/書店の本/盗聴/名誉会員/鉄飯碗/石河子の北京ダック/まず塀をつくる/強い日差しで進む退色/卵/劉麗萍の結婚/お土産のブドウ  ▲▲第3章 新疆ワイン、1992年=石河子紹介/ブドウ苗の定植/モデルシャトーのイメージ/初成り/鳥にブドウが食われた/初収穫・初仕込み/試飲

内容説明

シルクロードの地新疆で世界一のブドウ園とワイナリーを…。ロマンを追い続ける一技術者のユーモアあふれる奮戦記。

目次

1 ロマンあり、現実もある新疆
2 新疆、わが身半分のふるさと
3 新疆ワイン、1992年

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