新・古事記伝 〈神代の巻〉

新・古事記伝 〈神代の巻〉

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  • サイズ A5判/ページ数 315p/高さ 22X15cm
  • 商品コード 9784806756835
  • NDC分類 913.2
  • Cコード C0095

出版社内容情報

古代日本の歴史にひそむ謎と矛盾……イナバの白ウサギや海幸彦・山幸彦の話といった神話世界からはじまり、神武の東征以降の王統記へとつづく、日本最古の歴史物語「古事記」を、誰にでもわかる読みやすい現代語訳と本格的な解説で贈る。  ■■■田辺聖子氏(作家)=歴史的先入観や社会的性差別意識の偏見のない、みずみずしい素人の、そして女性の眼で「古事記」を楽しみ、古代日本を推理する。新鮮な古代史ガイドを得て、私たちの古代への夢はふくらむことであろう。■■■古田武彦氏(古代史家)=この本を丹念に読み込む人には、新しい未来が見えはじめるだろう。「過去との対話」それは、未来を知るための王道だからである。そのような読者の一人に、わたしもなりたい。■■■  ★★★毎日新聞評「古事記」が面白い読み物であることを示唆される労作である。★★★読売新聞評=新しい発見がちりばめられている。★★★東京新聞評=皇国史観の道具としての「古事記」ではなく、SFや推理ドラマとしての楽しい「古事記」を紹介。★★★  ●●●「まえがき」より=一目見れば誰でもそれなりに理解できる土器などと違って、コトバと文字の壁の奥深くにある「古事記」は、現代人からあまりにも遠い。私自身「古事記」を知りたいと思ってから、私なりに「読んだ」という気がするまで、五年ほどかかった。さて「読んだ」気になった時、こんな面白いものが、こんなに市井人から遠いのはもったいないことだと思った。「古事記」には物語がある、歌がある、古代人の姿が見える、そしてたくさんの謎がある。素晴らしい古代人からの贈り物だ。それがこんなに遠いなんて、大袈裟に言えば、我々の文化の損失だ。誰でもすぐ「読んだ」気になれる「古事記」があればいいな、と思った。つまりは、面白いものを知ると、どうしても人に知らせたくなる私の性格がうずうずしたのだ。それに、男性の読者や校閲者は考えなかっただろうような、また専門家は触れないような感想や考え方がいろいろと浮かんだ。「古事記」に夢中になっていた私が、雑談にそんなことを話していたら、友人の、博識な作家の草森紳一さんが、「現代語訳、やってみたら? 注釈をいっぱいつけてさ、面白いよ、きっと」と言った。やりたい気持ちはありながら、私が古典に手を出すなんて、大それたことだ、と遠慮していたのが、この一言で吹きとび、図々しくもいそいそと私はこの本を作り始めた。●●●  【主要目次】天地開闢/オノゴロ島/クニ生み/神生み/カグツチ殺し/黄泉国/イザナキの禊/安河のウケヒ/アマの石屋戸/大ゲツ姫と種/スサノヲ出雲へ行く/スサノヲ系譜/大ナムヂとウサギ神/八十神の迫害/根堅州国/大ナムヂの国作り/ヤチホコの歌物語/大国主系譜/大国主とスクナ彦ナ/大年系譜/アマ降り前記/大国主の国譲り/アマ降り その1/サルタ彦とアマウズメ その1/アマ降り その2/サルタ彦とアマウズメ その2/サクヤ姫とイハナガ姫/火中出産/海サチ彦・山サチ彦

内容説明

古事記には、物語がある、歌がある、古代人の姿が見える、そして、たくさんの謎がある。素晴らしい古代人からのプレゼントを、のびのびとした想像力と、たしかな同時代性でひもとき、古代と現代を光速で照射する。

目次

まえがき

天地開闢
オノゴロ島
クニ生み
神生み
カグツチ殺し
黄泉国
イザナキの禊
安河のウケヒ
アマの石屋戸
大ゲツ姫と種
スサノヲ出雲へ行く
スサノヲ系譜
大ナムヂとウサギ神
八十神の迫害
根堅州国
大ナムヂの国作り
ヤチホコの歌物語
大国主系譜
大国主とスクナ彦ナ
大年系譜
アマ降り前記
大国主の国譲り
アマ降り その1
サルタ彦とアマウズメ その1
アマ降り その2
サルタ彦とアマウズメ その2
サクヤ姫とイハナガ姫
火中出産
海サチ彦・山サチ彦