犬の生態

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  • サイズ A5判/ページ数 220p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784806723042
  • NDC分類 645.6
  • Cコード C0045

出版社内容情報

犬そのものの性質や生態を重視して書かれた、犬を正しく理解するための知識を満載した本。

【書評再録】
●朝日新聞評=「犬」について一般向きにやさしく解説。犬の先祖から始まって体や感覚の仕組み、家へ戻る習性や人間の言葉の理解など、多くの写真を用いてこんせつに書かれている、すぐれた解説書。人間ともっとも親しい友「犬」と付き合う格好の手引書。
●読売新聞評=これほど深く犬について観察しかつ考察した本は、世界にも4、5冊しかない。
●マリ・クレール評=とびきりすぐれた犬の本。犬の性格、習性、飼育についてのことが、身近に観察した人のこまやかな経験に基づいて報告されている。

【読者の声】
■男性(79歳)=愛犬家として、たくさんの犬の本を読みあさったが、本書はその中での圧巻である。活字も読みやすいので助かる。

【内容紹介】本書「まえがき」より
 犬は私たちの、もっとも親しい友であるのに、案外、その生態がよく知られておりません。
 また、手短に、わかりやすく、大切なことだけをまとめた、すぐれた本が外国にも日本にも見当たりません。
 この本は、そういうたりない方面をおぎなうつもりで、できるだけの努力をして書き上げました。
 むずかしいこともやさしく、また、犬を馴らした古代のことから、じっさいの見方や飼い方まで、かなり広くあつかいました。
 もちろん、科学的なことがらを中心にのべましたが、古くから伝えられている文献や記録もあわせてしるすようにしました。そして、最近の、ことに日本人の手になる研究は、なるべく詳しくのべました。そのため、私の研究や体験などもたくさん取り入れる結果となりました。
 この本が少しでも役に立って、できるだけ多くの人に犬が理解され、人も犬も幸せになるようにと願っています。

【主要目次】
▲▲第1章・犬の先祖
  犬とオオカミは同じ先祖/犬とオオカミの同じ点/犬とオオカミの違う点/オオカミの性質
▲▲第2章・最初の家畜---どうして犬は人に飼われたか
  犬を馴らした時代/古代の人々の生活/残りものの掃除夫/夜の不安を除く/狩りを助ける/子犬を馴らす/最初の家畜/牧畜を助ける
▲▲第3章・犬の用途と種類
  番犬・猟犬・牧畜犬/そり犬/軍用犬/救助犬/盲導犬/闘犬・競争犬・サーカスの犬/愛玩犬/犬の種類
▲▲第4章・犬の体
  犬科の動物/さまざまな犬の形/犬の肢/犬の歯/犬の舌/乳房と産子数/犬の寿命と年齢/犬の歩き方
▲▲第5章・犬の感覚
  嗅覚/聴覚/視覚/方向覚
▲▲第6章・犬の表情
  犬の声の分類/犬の表情
▲▲第7章・犬の習性
  穴を掘る/居場所を汚さぬ/走るものを追う/物を運ぶ/物を貯える/物を集める/家へ帰る/角ごとに放尿する/集団生活/どうして犬の吠え声がおこったか
▲▲第8章・犬の知恵
  動物心理の研究の過程/犬にわかる人の言葉/犬と電話/犬は肖像がわかるか/犬は計算ができるか/犬の記憶力/犬の判断力・その他
▲▲第9章・犬の飼育
  離乳までの子犬/回虫をとる/子犬のきた時/食物の種類/食事の回数と分量/運動と手入れ/くる病/ジステンパー/フィラリア/皮膚病/狂犬病

内容説明

犬そのものの性質や、生態を重視して書かれた愛犬の書。

目次

第1章 犬の先祖
第2章 最初の家畜どうして犬は人に飼われたか
第3章 犬の用途と種類
第4章 犬の体
第5章 犬の感覚
第6章 犬の表情
第7章 犬の習性
第8章 犬の知恵
第9章 犬の飼育

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

讃壽鐵朗

1
古い本だが、犬への愛情がよく書かれている。2013/09/24

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