出る杭になる―NGOでメシを食う!

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出る杭になる―NGOでメシを食う!

  • 高見 裕一【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 築地書館(1998/06発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 265p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784806722397
  • NDC分類 333.8
  • Cコード C0030

出版社内容情報

長く日本の環境NGOの活動をリードし、市民派・環境派国会議員として活躍してきた著者が書き下ろした、日本を豊かに変革するためのNGO起業家論。不用品交換会を全国規模で展開している「日本リサイクル運動市民の会」の設立から、オーガニック宅配「らでぃっしゅぼーや」の成功、ボランティア活動論までを語る。  ★★★読書人評(1998年6月19日)=「打たれる杭になろう」という気概の書だけに、現在のさまざまな環境問題についての入門書としても、読みどころがふんだんにある。★★★教育新聞評(1998年6月8日)=巻末には市民事業カタログもつけられており、やる気のある人にとって価値ある資料となっている。★★★  ●●●「本文より」より=「代案提示型」の市民運動を展開していくうえで、その「代案」を生み出すには、ときに政治家、官僚を上回る専門性が求められるのは当然です。そして、この専門性を獲得するためには、十分な取材・研究活動に充てる費用、さらには専門知識と志を持った優れた人材を常に確保し続けていくための費用も必要となるのです。第二に「継続性」です。どんなに意義のある主張や活動であっても、それが継続できなければ、社会問題を解決し得る意味のある運動へとつながる確率がおのずと低くなってしまいます。手弁当ももちろんけっこうなのですが、「気が向いたときにする運動」にも限界があると思うのです。第三に「社会性」です。社会に求められる活動、つまり多くの市民の共感を得続けることができる運動でなければ、いずれは単なる反体制集団という見方をされてしまう。あるいは、好きな人たちが好きなときに集まって、好きなようにやっている趣味の会で終わってしまうことになるでしょう。では、どうすればこの専門性、継続性、社会性という三つの要素を持つことができるのか。坂本龍馬が海援隊を創ったときの、「財政の独立なくして思想の独立も、行動の自由もない」というコンセプトを、私は神戸生まれの関西人ですから、「メシの食える」というわかりやすい一言に凝縮して表現したのです。社会から必要とされなければ、メシは食えません。反対に、市民運動を通じてメシが食えるということは、その活動が社会から評価されている、必要とされている揺るがぬ証でもあるのです。好きなことをするのが市民運動ではない。大切なことをするのが市民運動。「意義あることは、君に任せた。私は意味のあることをしたい」。こう思い続けてきました。●●●  【主要目次】第1章 NGOでメシを食う!/第2章 オーガニック宅配「らでぃっしゅぼーや」の成功/第3章 衆議院議員という仕事/第4章 「私にはボランティアをする権利がある」---阪神淡路大震災の記憶/第5章 環境政策は景気対策です---長期的な哲学と戦略/第6章 出る杭は双葉より尖がる---あとがきにかえて/付録1 地球という星の「診断書」を書いてみる/付録2 健やかないのちを未来へとつなぐ市民事業カタログ

内容説明

日本を豊かに変革するためのNGO起業家論。自然の断片化と経済市場の世界化のなかで、生きる歓びと働く意味をトコトン考えた。

目次

第1章 NGOでメシを食う!
第2章 オーガニック宅配「らでぃっしゅぼーや」の成功
第3章 衆議院議員という仕事
第4章 「私にはボランティアをする権利がある」―阪神淡路大震災の記憶
第5章 環境政策は景気対策です―長期的な哲学と戦略
第6章 出る杭は双葉より尖がる―あとがきにかえて