木々に養われる私たち―穀物食に隠された社会史とネイティブ・アメリカンの知恵から考える食の未来

個数:
電子版価格
¥3,300
  • 電子版あり

木々に養われる私たち―穀物食に隠された社会史とネイティブ・アメリカンの知恵から考える食の未来

  • ウェブストアに38冊在庫がございます。(2026年07月12日 05時31分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 342p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784806717126
  • NDC分類 657.85
  • Cコード C0020

出版社内容情報

北米ネイティブ・アメリカン長老、レジェネラティブ農業実践者や、
歴史研究者、英国の入会地(コモンズ)運動の活動家を取材。

アグロフォレストリーと家畜飼育を組み合わせて豊かな生活を送ってきた人々が、
どのような経緯で『農地がなければ食べものは得られないのだ』と主張し、
借金漬けのモノカルチャー農業に飲み込まれていったのか。

樹木作物を組み込んだネイティブ・アメリカンの豊かな食料システムはなぜ破壊しつくされたのか。

環境史をひもとくことで、隠された穀物食の嘘が明らかになっていく。
これまでの常識が崩れ落ちるスリリングなノンフィクション。


【目次】

はじめに オークの木は食用植物
ドングリが食べもの?
日常の主食としてのドングリ

1 「農地がなければ食べ物はない」は本当か
失楽園の物語
農業は人類史上最大の過ち
狩猟採集生活にはもどれない
農耕が土壌に与えるダメージとは

2 世界中にある樹木作物を育て食べる伝統
人間のすべてのニーズを満たす生態系
樹木作物という答え
オーク・サバンナの「発見」
139種の食用多年生植物を育てる農場
「農地がなければ食べ物はない」の偏狭さとは
木の実の栄養価
日本からヨーロッパまで広がるクリ食の文化
ギリシャの古典にも登場するハシバミ

3 ネイティブ・アメリカンがつくりあげた樹木作物の豊かな世界
先住民の長老をたずねる
カルーク語には「ドングリ」関連単語が90語以上ある
森林管理としての火入れ
カリフォルニアの先住民の森
森と川がつくる世界の中心
「手つかずの原生林」は実は先住民が豊かに管理していた
火入れと森林の再生
火と知恵の神プロメテウス
光合成と燃焼

4 収穫量の問題なのか?
生産性に優れた農耕
狩猟採集から農業革命までの必然性
「農業でなければ世界の人口を養えない」は論点のすりかえである
ネイティブ・アメリカンの食料システムへの攻撃の歴史
一億頭のバイソンを養えた生態系はどこから来たのか
農業革命と戦争の栄光

5 世界の食料は本当はどこから来ているのか?
収穫量
谷」を訪ねる
穀物とクリのちがい
クリ胴枯病で全滅した北米のクリの木
オークとハシバミの大地
ハシバミの育種
外部性──
説明されず、言及されず、支払われることのない費用
75種のナッツを栽培するレッド・ファーン・ファーム
高収量の穀物品種は壮大なペテン

6 クリを主食としていた共同体を訪ねる
切り株探偵
クリをベースにした生活様式
クリ取引の全盛期
コモンズ─ 生計を立てるための土地は共有されていた
南北戦争で変化したコモンズ
北米最古の食料の森
短命に終わったルーズベルト大統領の木の軍隊
理想の樹木作物園
ハーシーの樹木園が生みだす生物多様性
樹木作物の自然誌

7 ヨーロッパでコモンズを解体された農民が難民化して北米大陸へ
イングランドのコモンズ
荘園、荘園領主と入会権をもつ者たち
入会権の歴史マニアに学ぶ「囲い込み」
奥深い入会権の歴史
難民化した財産を奪われたヨーロッパの入会権者たちが北米へ
どうやったら川を「所有」できるのか
「Farmer(ファーマー)」とは税金徴収人のことだった

8 小枝の魔法―萌芽更新の技術
籠(かご)を編む
火によ

内容説明

北米ネイティブ・アメリカン長老、リジェネラティブ農業実践者や、歴史研究者、イングランドの入会地(コモンズ)運動の活動家を取材。アグロフォレストリーと家畜飼育を組み合わせて豊かな生活を送ってきた人々が、どのような経緯で「農地がなければ食べ物は得られないのだ」と主張し、借金漬けのモノカルチャー農業に飲み込まれていったのか。樹木作物を組み込んだ北米の豊かな食料システムはなぜ破壊しつくされたのか。著者とともに環境史の古典をひもとくことで、これまでの常識がひっくり返る穀物食の社会史。

目次

はじめに オークの木は食用植物
1 「農地がなければ食べ物はない」は本当か
2 世界中にある樹木作物を育て食べる伝統
3 ネイティブ・アメリカンがつくりあげた樹木作物の豊かな世界
4 収穫量の問題なのか?
5 世界の食料は本当はどこから来ているのか?
6 クリを主食としていた共同体を訪ねる
7 ヨーロッパでコモンズを解体された農民が難民化して北米大陸へ
8 小枝の魔法―萌芽更新の技術
9 森林管理としての火入れの技術
10 ドングリの調理
おわりに―燃え上がる世界でキーストーン種としての人類は何ができるのか

著者等紹介

ヘイ,エルスペス[ヘイ,エルスペス] [Hay,Elspeth]
作家、ラジオのパーソナリティであり、地域に根ざした暮らしを提唱しNPRのローカル局で毎週放送されている「ローカル・フード・レポート」の2008年からのオリジナルレポーターとして、自身の地元マサチューセッツ州ケープコッドの食料システムに深く関わっている。生産者、収穫者、加工業者、料理人、政策立案者、先住民の知識継承者、科学者、研究者との対話を通して、食に関する文化的知識の再構築を目指している

三木直子[ミキナオコ]
東京生まれ。国際基督教大学教養学部語学科卒業。外資系広告代理店のテレビコマーシャル・プロデューサーを経て、1997年に独立。海外のアーティストと日本の企業を結ぶコーディネーターとして活躍するかたわら、テレビ番組の企画、クリエイターのためのワークショップやスピリチュアル・ワークショップなどを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品