出版社内容情報
こうあるべき"に縛られた教育から、"こうありたい"を育てる教育へ。
自分も人も大切にできる学校の1年を覗きませんか。
近年、教師の長時間労働やメンタルヘルスの問題が深刻化し、子どもと向き合いたいという本来の想いさえ押しつぶされかけています。
やるべきことに追われ、「ちゃんと育てなきゃ」「しっかり教えなきゃ」とがんばるほど、なぜか心が離れていく――。
そんな教育現場の葛藤のなかで、ひとりの元教師ユウキが出会ったのは、「自分も人も大切にする」ことを土台にした学びの場でした。新しい学校づくりを目指す人、学校選びに迷う親、学校教育の"これから"を考えるすべての人へ贈る1冊です。
【目次】
はじめに
プロローグ
1学期
4月 ハッピータイム
解説
コラム01 自己肯定感は、人生を幸せに生きていくための土台
5月 ことば・かず
解説
6月 体育祭
解説
7月 昼休みのトラブル
解説
コラム02 心理的安全性の高い場は誰がつくるのか?
8月 スタッフ会議
解説
コラム03 スタッフの働き方・関係性
コラム04 こどもの森のスタッフ研修
2学期
9月 プロジェクト
解説
10月 学習計画
解説
11月①テーマ
解説
11月②ワールドオリエンテーション
解説
12月 修学旅行
解説
コラム05 失敗できることも子どもたちの権利
3学期
1月 集会
解説
コラム06 ルールはお互いの自由を守るためにある
2月 イレギュラーな行事
解説
3月 卒業式
エピローグ
物語の終わりに 自分も人も大切にする学校で育まれるもの
コラム07 ~研究者の立場から~ 京都女子大学 森久佳さん
終わりに