ここがすごい!水辺の樹木―生態・防災・保全と再生

個数:
電子版価格
¥2,640
  • 電子版あり

ここがすごい!水辺の樹木―生態・防災・保全と再生

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月31日 04時37分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 228p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806716761
  • NDC分類 653.27
  • Cコード C0045

出版社内容情報

洪水などの撹乱を利用して更新してきた「水辺林」は、
河川開発によってその貴重な更新機会の多くを失った。

在来種が少なくなった水辺には外来樹種が侵入し、
その伐採に多くの手間と時間が割かれている。

豊かで健全な水辺環境を未来に残すためには、
まず、水辺に生きる樹木たちがいかにして水辺環境を生き抜き、
子孫を残すのかを知らなければならない。

本書では、100点近いカラー写真とともに、個々の樹種の生態から水辺林保護のポイントまで、
水域と陸域のつながりを取り戻すための理論と実践をやさしく解説します。

内容説明

渓畔林・河畔林の樹木と長年向き合ってきた著者が、個々の樹種の生態から水辺林保護のポイントまでやさしく解説。渓流や河川沿いに分布する「水辺林」は洪水などの撹乱を機に更新してきたが、河川開発にともなう流路の固定化によって、その貴重な更新機会の多くを失った。そして、在来種が少なくなった水辺には強い繁殖力をもつ外来樹種が侵入し、その伐採に多くの手間と時間が割かれている。科学的な根拠や長期的な視点抜きで行われる伐採などの河川管理や開発は、人と自然双方に厳しい結果をもたらしかねない。本書では、水辺林保全と再生への足がかりとして、水辺の樹木の不思議な生存戦略、外来樹種の管理抑制方法、水辺林保護の具体例などを紹介する。

目次

第1章 失われる水辺林
第2章 水辺林とは何か?
第3章 水辺の樹木の多様な生き方
第4章 代表的な水辺林とそこに生きる樹木
第5章 なぜ樹木は水辺で共存できるのか?
第6章 大規模撹乱後の水辺林の更新状況を調べてみたら
第7章 水辺林への侵入者ハリエンジュ
第8章 どのように水辺林を再生し復元するか
第9章 水辺林をまもる

著者等紹介

崎尾均[サキオヒトシ]
1955年大阪府生まれ。1982年静岡大学大学院理学研究科修士課程修了。博士(理学)。現在は、新潟大学佐渡自然共生科学センターフェロー、新潟大学名誉教授、Botanical Academy代表。専門は森林生態学、樹木学で、特に水辺の樹木の生活史や保全・再生について研究している。研究フィールドは富士山、秩父、佐渡島、只見、屋久島など。森林や植物に関するセミナーや講義、自然ガイドやサイエンスカフェなども行っている。環境水俣賞、尾瀬賞、日本生態学会大島賞、日本森林学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aki

6
前半は主に樹木の紹介。後半は水辺林の保護・再生を強く主張する。が、そもそもその保護を誰がやるのか肝心な所は抜け落ちている。著者本人の具体的行動もない。そして最後に「行政に期待すること」と題した行政批判って。知らない人じゃないだけに、残念な内容である。2025/04/06

竜王五代の人

6
一般人向けに書いたと著者は語るけど、まだけっこうハードな内容の本であった。/巻頭カラーページは枠が細かくてちょっと見辛かった。/渓流沿い植物というものがあるのは知っていたけど、これは川沿いの樹木の話なのでもう少し岸寄りの話。とはいえ擾乱の激しい場所なので、いたずらに大きくなるよりはひこばえとかの栄養繁殖で寿命を延ばす方に向いているとか、ヤナギは洪水で埋もれてからが本番とかは面白かった。/堤防で固められた川を自然に戻そうというのは、土木の専門家の意見も聞きたい。著者の意見は理想的だと思うので。2025/03/10

スプリント

3
知らないことだらけだった。 説明が丁寧でわかりやすい。2025/02/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22181757
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品