出版社内容情報
最前線のプロ、13人に聞いた!
長野で一人暮らしをしていた父が倒れて入院。
経過が良好であれば2週間くらいで退院できるはずが、誤嚥性肺炎を発症。
そこからみるみるうちに、「寝たきり」状態になり、最期は医療施設で息を引き取った。
母親の介護以来、万全の介護体制を築いていた著者でも、
高齢者が入院後、自宅に戻ることの厳しさに突き当たる。
高齢者が自宅に戻るためには、何をするべきか、何ができるか。
当事者の視点で、各プロフェッショナルに取材。
【お話を伺った方々】
訪問診療医、メディカルソーシャルワーカー、ケアマネジャー、ヘルパー、訪問看護師、
福祉用具専門相談員、訪問リハビリ専門職、訪問歯科医、管理栄養士ほか
内容説明
最前線のプロ、13人に聞いた!訪問診療医、メディカルソーシャルワーカー、ケアマネジャー、ヘルパー、訪問看護師、福祉用具専門相談員、訪問リハビリ専門職、訪問歯科医、管理栄養士ほか。高齢者が自宅に戻るためには、何をするべきか、何ができるか。当事者の視点で、各プロフェッショナルに取材。
目次
第1章 ひとり暮らしの父が倒れた!(鍵屋まで呼んでの大騒動;はじめは検査のための入院だった…;検査で発覚した膀胱がん肥大と「硬膜下水腫」;2週間程度で退院のはずが…;「寝かされきり」から「寝たきり」になった父 ほか)
第2章 いえに帰るために(退院支援のスペシャリストに聞く―高齢者の入退院時に考えておくこと(宇都宮宏子さん(在宅ケア移行支援研究所宇都宮宏子オフィス代表))
訪問診療医に聞く―家族の入退院を自身で経験して思うこと(山下晋一さん(東京都内でクリニックを運営する訪問診療医))
医療ソーシャルワーカー(MSW)に聞く―病院内で唯一の福祉職だから言えること(前田小百合さん(三重県立志摩病院地域連携室長/医療ソーシャルワーカー))
ケアマネジャー(居宅介護支援員)に聞く―本人・家族と専門職の間の翻訳が役目(小島操さん(社会福祉士/精神保健福祉士/主任介護支援専門員))
ホームヘルパーに聞く―在宅ケアの「生活の質」を守るには(藤原るかさん(ホームヘルパー/社会福祉士)) ほか)
著者等紹介
中澤まゆみ[ナカザワマユミ]
1949年長野県生まれ。雑誌編集者を経てライターに。女性・移民・マイノリティをテーマにルポルタージュなどを書くが、介護をきっかけに在宅ケアと福祉分野にテーマを移した。20年間にわたる友人、家族の介護歴を生かした綿密な取材には定評がある。在住の世田谷区では、2010年から市民目線でシンポジウムや講座を開催し、市民を含めた多職種連携をテーマに「ケアコミュニティ せたカフェ」を共同主宰、講座活動を行うほか、「せたがや居場所サミット」などを開催する。世田谷区認知症施策評価委員
宇都宮宏子[ウツノミヤヒロコ]
1959年福井県生まれ。病院で訪問看護を経験し、在宅ケアの世界へ。介護保険創設当時、ケアマネジャー・在宅サービスの管理・指導の立場で働きながら、病院から在宅に向けた専門的な介入の必要性を感じ、2002年、京都大学医学部附属病院で「退院調整看護師」として活動。2012年に「在宅ケア移行支援研究所」を起業・独立。医療機関の在宅移行支援、地域の医療介護連携推進、在宅医療推進事業研修、コンサルタントを中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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