一寸の虫にも魅惑のトリビア―進化・分類・行動生態学60話

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一寸の虫にも魅惑のトリビア―進化・分類・行動生態学60話

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  • サイズ 46判/ページ数 252p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784806716686
  • NDC分類 486
  • Cコード C0045

出版社内容情報

虫が苦手な人こそ読んで欲しい、虫が愛おしくなる一冊!

なぜそこにいるのか?
なぜその姿をしているのか?
なぜそのような行動をとるのか?

身近な虫もレアな虫も、小さな体にきらめく進化の妙。
むずかしくはないが深い話、知る人ぞ知る虫知識を、
世界的なザトウムシ研究者が虫への愛情たっぷりに紹介。

生殖・分布・形態のふしぎに魅せられる、
人生をちょっとだけ豊かにする虫のトリビア60話。

内容説明

なぜそこにいるのか?なぜその姿をしているのか?なぜそんなことをするのか?アリジゴクの勢力争い、ザトウムシの地理的変異、トンボの翅色多型、ゾウムシの口吻、チョウの交尾栓、クモの円網―。身近な虫もレアな虫も、小さな体は進化の結晶。人に話したくなる虫知識を、世界的なザトウムシ研究者が虫への愛情たっぷりに紹介します。虫好きな人も苦手な人も、多様な進化のふしぎに魅せられる虫のトリビア60話。

目次

4月(交尾栓―ギフチョウ;単独性から真社会性への移行を示すハチ―ホクダイコハナバチ ほか)
5月(巣穴の攻防―ハマベウスバカゲロウ;同胞種間の繁殖干渉―ナミテントウ ほか)
6月(東亜・北米東部型隔離分布―マメザトウムシ;鳥取県東部で変わる翅色二型―アサヒカワトンボ ほか)
7月(名の由来はロシア人女性―エリザハンミョウ;氷ノ山で見つかった分布南西限の集団―ルイヨウマダラテントウ ほか)
8月(随時給餌をするハチ―ニッポンハナダカバチ;千代川と日野川で変異―アカサビザトウムシ ほか)
9月(『砂の女』とハンミョウ―カワラハンミョウ;東亜・北米西部型隔離分布―ダイセンニセタテヅメザトウムシ ほか)
10月(奇跡の発見―オオナミザトウムシ;急速分布拡大の外来種―キマダラカメムシ ほか)
11月(コモンでない古文書のクモ―イヨグモ;二同胞種が混在―ヨモギハムシ ほか)
12月(鳥取市固有のヤスデ―コヤマホラケヤスデ;名にバイデンがつくザトウムシ―バイデントロフス・バイデンス ほか)
1月(亜種から種に昇格―ハイイロフサヤスデ;鳥取県人ゆかりの冬のクモ―ダイセンヤチグモ ほか)
2月(絶食して越冬―オオヒメグモ;雪上を歩く―クモガタガガンボ ほか)
3月(イラガとの攻防?―ヒロヘリアオイラガ;最強生物―ドゥジャルダンヤマクマムシ ほか)

著者等紹介

鶴崎展巨[ツルサキノブオ]
1956年、愛媛県松山市に生まれる。広島大学理学部生物学科動物学専攻卒業(1978年)後、1984年に北海道大学大学院理学研究科博士課程(動物学専攻)修了。理学博士。1987年より2021年3月まで、鳥取大学教育学部助手、助教授、地域学部教授などを経て、農学部教授。この間、鳥取大学附属中学校校長(2015~2019年)を併任。鳥取大学名誉教授。専門分野は動物分類学・動物生態学・集団細胞遺伝学で、おもにザトウムシ類の分類・地理的変異・染色体などを研究するかたわら、山陰地方の動物相調査や鳥取砂丘の昆虫の保全などにも従事した。日本蜘蛛学会会長(2006~2012年)、烏取県生物学会会長(2003~2020年)、日本分類学会連合代表(2012~2013年)。日本土壌動物学会学会賞(2015年)、日本動物分類学会学会賞(2020年)、染色体学会学会賞(2023年)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Go Extreme

3
4月 100年ぶり再発見─スズキダニザトウムシ 5月 巣穴の攻防─ハマベウスバカゲロウ 6月 雄より早く成熟する雌─ゴホントゲザトウムシ 7月 名の由来はロシア人女性─エリザハンミョウ 8月 千代川と日野川で変異─アカサビザトウムシ 9月 単為生殖で倍数体─ハイイロヒョウタンゾウムシ 10月 奇跡の発見─オオナミザトウムシ 11月 二同胞種が混在─ヨモギハムシ 12月 冬越し交尾?─キタキチョウ 1月 成体で冬越し─ゴホンヤリザトウムシ 2月 絶食して越冬─オオヒメグモ 3月 トレンチ行動─クロウリハムシ2024/09/04

Yoko O

1
昆虫だけでなくザトウムシやクマムシも。 蝶の生殖器官については知らなかったからびっくりしたし、なぜオスとメスで成虫になる時期がずれるのかに理由があってスッキリした。2025/04/20

lyrical_otoca

0
虫って本当に色々いるんだなと興味深く思わせてくれる本。この本に出てくる虫は見た目が鮮やかな虫ではないけど、そういう虫も興味深く教えてくれる本で良かった。新聞の連載が元なので虫初心者でも読みやすくて良かった。ここから深掘りしていったら楽しそう。私は虫若干苦手なので口絵のカラー写真は少しびっくりした。口絵にカラー写真はあるけど本文中の写真は白黒なので虫の見た目が苦手でも読みやすいのは親切。2025/03/04

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