脳科学で解く心の病―うつ病・認知症・依存症から芸術と創造性まで

個数:
電子版価格
¥3,520
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

脳科学で解く心の病―うつ病・認知症・依存症から芸術と創造性まで

  • ウェブストアに153冊在庫がございます。(2024年04月29日 07時25分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 360p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784806716648
  • NDC分類 493.72
  • Cコード C0040

出版社内容情報

私たちの脳内には860億個のニューロンがあり、
ニューロン同士が正確に繋がることで、コミュニケーションを取っている。
ニューロンとニューロンの繋がりは、ケガや病気によって変化してしまう。
また、成長の過程で繋がりが正常に発達しなかったり、全く形成されなかったりすることもある。

そうした事態に陥ると、脳機能に混乱が生じて、
自閉スペクトラム症、うつ病、統合失調症、パーキンソン病、
依存症、心的外傷後ストレス障害(PTSD)など
精神疾患の原因となる。

こうした脳の混乱がどのように生じるかを研究し、その治療法の可能性を探ることは、
私たちの思考、感情、行動、記憶、創造性がどのようにして脳で生み出されているのか、
その解明にも繋がっていく。

神経科学者たちの研究成果、精神疾患の当事者や家族の声、治療法の歴史を踏まえながら、
ノーベル賞受賞の脳科学の第一人者が心の病と脳を読み解く。

内容説明

人間(脳や精神)の本質は、神経・精神の不調が教えてくれる。

目次

第1章 脳障害からわかる人類の本質
第2章 人類のもつ強力な社会性―自閉スペクトラム症
第3章 感情と自己の統一感―うつ病と双極性障害
第4章 思考、決断、実行する能力―統合失調症
第5章 自己の貯蔵庫である記憶―認知症
第6章 生来の創造性―脳障害と芸術
第7章 運動―パーキンソンとハンチントン病
第8章 意識と無意識の感情の相互作用―不安、PTSD、不適切な意思決定
第9章 快楽の原理と選択の自由―依存症
第10章 脳の性分化と性自認
第11章 今も残る脳の大いなる謎―意識

著者等紹介

カンデル,エリック・R.[カンデル,エリックR.] [Kandel,Eric R.]
1929年、ウィーン生まれ。前コロンビア大学フレッド・カブリ冠教授、ハワード・ヒューズ医学研究所上級研究員。学習と記憶の研究で2000年ノーベル生理学医学賞を受賞。著書『In Search of Memory:The Emergence of a New Science of Mind』でロサンゼルス・タイムズ・ブックプライズを受賞。『The Age of Insight:The Quest to Understand the Unconscious in Art,Mind,and Brain, from Vienna 1900 to the Present』(須田年生/須田ゆり訳『芸術・無意識・脳―精神の深淵へ:世紀末ウィーンから現代まで』九夏社、2017年)でオーストリア最高の文学賞であるブルーノ・クライスキー賞受賞

大岩(須田)ゆり[オオイワ(スダ)ユリ]
科学医療ジャーナリスト。翻訳家。朝日新聞社科学医療部専門記者(医療担当)などとして医療と生命科学を中心に取材・執筆し、2020年4月からフリーランスに。同社在籍中に執筆した連載「清原和博、薬物依存と向き合う」は2022年、「依存症問題の正しい報道を求めるネットワーク」のグッド・プレス賞受賞

須田年生[スダトシオ]
シンガポール国立大学医学部教授、熊本大学国際先端医学研究拠点卓越教授。臨床医として勤務した後、幹細胞・発生学の基礎研究に専念するようになる。現在はシンガポールと日本を行き来しながら研究を続ける。慶應義塾大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件