出版社内容情報
古来、人類が発酵を利用して醸造を始め、堪能してきたアルコール飲料。
一体いつ頃から、どんな方法や材料を使って造られてきたのか?
世界各地の遺跡に残る器に付着した残渣の化学解析結果を手がかりに、
探究心に溢れる考古生化学者と型破りなクラフトビール醸造家がタッグを組んで、
かつて飲まれていた様々な地の超絶発酵アルコール飲料の再現に挑戦していく。
内容説明
古来、人類が発酵を利用して醸造を始め、堪能してきたアルコール飲料。世界各地の遺跡に残る器の飲料残渣を化学解析し、得られた結果を手がかりに、探究心に溢れる考古生化学者と型破りなクラフトビール醸造家がタッグを組んで、様々な地の古代超絶発酵アルコール飲料を再現していく。
目次
序章
1章 超絶発酵アルコール飲料の聖杯
2章 ミダス・タッチ―中東の王にふさわしきエリクサー
3章 シャトー・ジアフー―中国でずっと酔いしれていたい新石器時代ビール
4章 タ・ヘンケット―陽気なアフリカの祖先にぴったりなハーブ炸裂ビール
5章 エトルスカ―ワイン来襲前のヨーロッパに「グロッグ」ありき
6章 クヴァシル―凍える夜に沁みる熱き北欧グロッグ
7章 テオブロマ―ロマンスをかきたてる甘いブレンド
8章 チチャ―ひたすら噛んで手に入れる栄光のコーン・ビール
9章 お次は?新世界のカクテルなどいかが?
著者等紹介
マクガヴァン,パトリック・E.[マクガヴァン,パトリックE.] [McGovern,Patrick E.]
ペンシルベニア大学考古学人類学博物館の「料理・発酵飲料・健康に関する考古生化学プロジェクト」の科学ディレクターで、人類学部の非常勤教授
きはらちあき[キハラチアキ]
オーストラリアの大学に交換留学、アメリカの大学で日本語を教えながら外国語教育学修士号取得。帰国後エンジニアリング系の社内通訳翻訳者として働いたのち、ヨガ・鉄道系の通訳・翻訳を中心にフリーランスとして幅広く活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
とりもり
Go Extreme
takao