出版社内容情報
人々が崇め、畏れ、探究してきた太陽。
神話に登場する姿から、ガスと塵の雲から誕生した姿、
白色矮星として迎える死の姿まで、
太陽観測が継続している中でわかったこと、わかっていないこと、
さらに、太陽が死を迎えた時に人類が生き延びる可能性について。
神話、民俗学から天文学まで、太陽と人の関わりを網羅した1冊。
『月の科学と人間の歴史』の姉妹本。
内容説明
太陽を理解することは、宇宙を、そして地球とその生命の歴史理解に欠かせない。科学、歴史、哲学、考古学、宗教学を総動員して、BBCの科学ジャーナリストが太陽を語る。古代の太陽崇拝から、日食や黒点の観測、太陽風がもたらす通信障害まで、神話・民俗学・天文学を通して巨大な太陽の存在と人びとの関わりに迫る。
目次
おあつらえ向きの星
通常物質と暗黒物質が混じり合った世界
さまざまな太陽崇拝
ずれていく暦
アナクサゴラスと日食
太陽による神の追放
星の誕生
十七世紀の太陽観測
マンハイムの火事とレンズ
太陽光と人体〔ほか〕
著者等紹介
ホワイトハウス,デイビッド[ホワイトハウス,デイビッド] [Whitehouse,David]
イギリスの科学ライター。かつてはジョドレルバンク天文台およびロンドン大学マラード宇宙科学研究所に在籍し、NASAのミッションにも参加経験がある。その後、BBC放送の科学担当記者となり、テレビ番組やラジオ番組に出演するかたわら、イギリスの雑誌や新聞に定期的に寄稿。王立天文学会会員。2006年には科学とメディアへの貢献をたたえて、小惑星(4036)が「ホワイトハウス」と名付けられた
西田美緒子[ニシダミオコ]
翻訳家。津田塾大学英文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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