みんなで創るミライの学校―21世紀の学びのカタチ

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みんなで創るミライの学校―21世紀の学びのカタチ

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  • サイズ 46判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806715917
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0037

内容説明

小さな学校でこそできる主体的、対話的な深い学び。開校から16年。ユネスコスクールに選ばれ、子どもたちが生き生きと学ぶ学校。市民が創ったオルタナティブ・スクールとして注目を集める大阪の箕面こどもの森学園。子どもが学びの主人公になり、「学ぶと生きる」をデザインする学校を、どのように立ち上げ、どのように創ってきたのかを、学校の立ち上げから関わったスタッフ4人が書き下ろした。学校選びに迷う親と、新しい学校づくりを目指す人への究極の参考図書。

目次

第1章 小さな学校の日々(中学部ができた;こどもの森の学び方;卒業生は今)
第2章 持続可能な未来のための教育(教育とは何か;こどもの森の教育が目指すもの;民主的な教育とESD)
第3章 学び続ける学校(私たちの学校づくり;学校を社会に開く;生涯学習のための学びの場)
第4章 教育が変われば社会が変わる(多様な教育の選択肢を広げよう)

著者等紹介

辻正矩[ツジマサノリ]
大学で建築学を学び、卒業後、建築設計事務所に勤務。その後、大阪大学、名古屋工業大学、大阪工業大学などで建築計画と建築設計を教える。大学生の学習意欲のなさから日本の公教育のあり方に疑問を持つ。フリースクールの存在を知り、日本や海外のフリースクールを多数視察する。1999年に「大阪に新しい学校を創る会」を立ち上げる。2004年、箕面市にNPO法人立「わくわく子ども学校」が開校、校長になる。2009年、「箕面こどもの森学園」学園長になる。認定NPO法人コクレオの森代表理事。学校法人きのくに子どもの村学園理事

藤田美保[フジタミホ]
小学校教諭を経て大学院に進学し、市民による学校づくりを目指す。2004年に「わくわく子ども学校」(現・箕面こどもの森学園)常勤スタッフとなり、2009年から箕面こどもの森学園校長

守安あゆみ[モリヤスアユミ]
大学で教員課程を学んだが、学校教育に疑問をもち教師にならず、一般企業へ就職。子どもが「わくわく子ども学校」に入学すると同時に自身もスタッフとして参加。2012年に常勤スタッフになる。認定NPO法人コクレオの森副代表理事。現在、認定子育てHATマイスター、メンタルファウンデーション認定コーチとして、子育て支援活動やコミュニケーション講座の活動もしている

佐野純[サノジュン]
教育に携わろうと学習塾を運営する企業に就職し一斉指導の講師を勤めるが、違和感を覚えて退職。その後『学び合い』を実践する学習塾に出合い、教室責任者として活動しながら、対話の場や子育て支援の講座などを企画・運営。その頃に多様な教育を推進する活動の中で箕面こどもの森学園に出合う。非常勤スタッフとなり、中学部開設準備会メンバーに。2015年、中学部開設時に常勤スタッフになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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乱読家 護る会支持!

5
主体性と自己肯定感が育つ、子どもたちが自分の考えや思いを持つ、協働する力や創造力が付く、素晴らしい教育と思うのですか、、、社会問題としてSDGsや積極的平和を取り上げている事に違和感を感じました。 人類史のマイナスの部分や人の持つマイナスの側面、国家と歴史、その中でも日本の歴史について、子どもたちには学んで欲しいですね。その為には先生が、今の日本社会に疑問を感じてもらいたいと思いました。2020/02/14

ドットビア

0
『ネイティブアメリカンの教えに「神様は一番大切なものを7番目の方角に隠しました」というものがある』(本文抜粋)東西南北と天地、そして7番目が自分の中。 子供の頃からいかに自分自身と向き合い、次にどう他人と向き合うか、を教育の主体としていることが伝わってくる内容の本だと思う。 僕も頭ではわかる。でも大事なのは、自分ならどう行動するか?だ。2020/08/21

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