内容説明
わかりにくい介護保険制度。老後の医療費と介護費への切実な不安。将来、5人に1人はなるという認知症。著者が自らの実践と取材を通して得られた豊富な実例と情報の数々。これを知っておけば、その時が来てもあわてない。
目次
第1章 介護保険の行方
第2章 介護のお金が足りない
第3章 制度を利用してケアのお金を賢く減らす
第4章 地域のケア資源を見つける
第5章 介護離職をしないために
第6章 あなたと家族が認知症になったとき
著者等紹介
中澤まゆみ[ナカザワマユミ]
1949年長野県生まれ。雑誌編集者を経てライターに。人物インタビュー、ルポルタージュを書くかたわら、アジア、アフリカ、アメリカに取材。その後、自らの介護体験を契機に医療・介護・福祉・高齢者問題をテーマにした著書を多数出している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みいやん
8
数年のつもりの介護が老老介護にまでなり、出口の見えない苦しさに悩む人は多いだろうし、私もその一人になりつつある中、"不安が消える"ほどではないが参考になった。施設にかかる費用や救済制度、差額ベット代は払わなくてもいいとか…「介護離職は誰のためにもならない」が一番響いた言葉。住んでいる自治体による差はどうすればいいのだろう。2019/09/29
kaz
2
介護保険制度の変遷、介護に関する制度等の具体的な利用の仕方はもちろん、介護に関する諸課題が丁寧に取り扱われている。成年後見制度や家族信託等も簡単ながら触れられている。介護を中心に老後を考える際の参考になる。2020/05/19
とと
1
医療介護保険制度の歴史がわかる。実際の経験談や、具体的なお金の話もあり、わかりやすい。 困った時に役に立つ情報がよくまとめられている。2021/06/20
還暦院erk
0
図書館本。入門書として大変良かった。2021/02/16