内容説明
昆虫を食べることは、人類の将来をよりよい方向に変えうるか?バッタ、コオロギ、ハチ、カイコ―。昆虫食は、人口が増え続ける現代において、われわれ人類が安全な食料供給を確保するための重要な手段だ。本書は、人類の昆虫利用の歴史から、昆虫を食料とすることによる環境負荷の軽減、人の食料や飼料としての昆虫生産の現状と持続可能性を深く探求する。実行可能でユーモラスな昆虫食のための、文化的で生態学的な物語。
目次
第1部 MEET THE BEETLES!―昆虫食へようこそ
第2部 YESTERDAY AND TODAY―昆虫と現代世界の起源
第3部 I ONCE HAD A BUG―人間はいかに昆虫を創造したか
第4部 BLACK FLY SINGING―昆虫の新たな概念を構築する
第5部 GOT TO GET YOU INTO MY LIFE―食料としての昆虫の可能性
第6部 REVOLUTION 1―昆虫を食べるために考えること
第7部 REVOLUTION 9―昆虫食の哲学
著者等紹介
ウォルトナー=テーブズ,デイビッド[ウォルトナーテーブズ,デイビッド] [Waltner‐Toews,David]
カナダ・グエルフ大学名誉教授。獣医師、疫学者、作家、詩人と多彩な顔を持ち、「国境なき獣医師団」創設者として、動物と人間の健康、コミュニティの持続可能な開発、貧困の解消に取り組んでいる。その著書はノンフィクション、小説、詩など多岐にわたる
片岡夏実[カタオカナツミ]
1964年、神奈川県生まれ。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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