スイス林業と日本の森林―近自然森づくり

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スイス林業と日本の森林―近自然森づくり

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806715412
  • NDC分類 653.4
  • Cコード C0061

内容説明

氷河に削られた痩せた国土、急峻な山国のスイスで、豊かな林業が成立しているのはなぜか。徹底して「自然」を学び、地域社会にとっての森林価値を最大限に上げる「近自然森づくり」を進めるべく、一斉人工林から針広混交林へと移行したスイス林業。その担い手を毎年日本の森に招き、その取り組みを地域の森林で活かそうと奮闘を続ける日本の林業者たち。両者を長年取材してきた著者が、日本の森林と林業の目指す姿を探る。

目次

序章 森と人の豊かな関係を求めて
1章 近自然森づくりの考え方
2章 森の見方
3章 ロルフのワークショップ
4章 環境と経済が両立する仕組み
5章 森の仕事と教育
6章 日本の針葉樹人工林での近自然森づくり
7章 広葉樹が主役の地域で
8章 まかれる種
9章 地域に根ざす人
終章 「気持ちいい」森で生き延びる

著者等紹介

浜田久美子[ハマダクミコ]
1961年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、横浜国立大学大学院中退。精神科カウンセラーを経て、木の力に触れたことにより森林をテーマにした著述業に転身。森とひとの関わりを取材している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

48
10年ほど前から、森林ボランティアで県有林などの整備活動をやっているので、林業には関心があるので、読んでみた。これまでの経験やメデイアから、今の林業政策に疑問を持っていた。植林まではやるが、そのあとが大きな課題おなっているこっとを実感しているからだ。読んでみて、ここまで違うのかと思った。そもそもの発想・思想からして違う。経済面だけでなく、自然面からも、それ以上の幅広い視点が必要だということ。パーツ思考ではく、バックキャスト思考の重要性など、林業に限らない視点が今後に活かせそうだ。2021/02/26

Koki Yamashita

2
新たな時代の林業に目を開かされる 読んでよかった2021/02/06

gotomegu

2
6月に岐阜で参加したスイスフォレスター、ロルフさんのWSを中心に、スイスの林業事情、現在の日本林業家の取り組みなど。WSの臨場感そのままで思い出すこともたくさんある。近自然森づくりは、できる限り手をかけずに高値で売れる材を作る。現状日本では、補助金で手をかける必要のない木を間伐したり枝打ちしている。それって無駄だし、やる気のある若い林業家を消耗させてるんだよね。日本のいいところは素人が手を出せるところだと思う。もっと広く間伐の必要性などが知られて、森に手が入るようになるといい。2017/08/19

ken

1
良書。 日本の森林の今後の目標が見えてきました。2018/09/15

かっちゃん

1
著者の前作読んで面白そうだったので、買って読んだ。 日本のフォレスターを目指すうえで、スイスのフォレスターのように地域の森林管理に密接に関わっていくためにはどうしたらよいのか。まだ仕事のイメージすらついてないけど、考えるには役立つ。2017/09/14

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