出版社内容情報
保育のあり方を対話形式でまとめた、保育者や子どもを持つ親必読の1冊。科学と実践に基づく保育理念を語ったロングセラー待望の復刊科学と実践に基づく保育理念を語ったロングセラー、待望の復刊!
日本の保育実践に大きな影響を与えている、
「さくら・さくらんぼ保育」の原点である
さくら・さくらんぼ保育園の創設者・斎藤公子が、
日本の保育園の成り立ちや、実践と科学から導きだした
0歳児保育や障がい児保育、及び保育における望ましい環境まで、
現代に通じる保育のあり方を対話形式でまとめた。
これからの保育・子育てを担う保育者に必読の一冊。
復刊にあたって――斎藤公子先生の保育思想を支えるもの
序文
1 保育園とは
幼稚園と保育園のちがい
保育園の歴史
2 保育の現場から
胎児からの保育
ゼロ歳児の保育
1歳児の保育
2歳~5歳児の保育
子どもと絵
6歳児の保育
身害児の保育
3 保育と環境
ヒトの進化と保育
自然環境について
家族環境について
これからの保育
参考図書
あとがき
斎藤 公子[サイトウ キミコ]
1920年、富山県富山市に生れる。両親の出身地である島根県隠岐を自分の出身地としている著書もある。1939年、東京女子高等師範学校保育実習科卒業。1956年、「さくら保育園」創設。1967年、埼玉県深谷の農村部に季節保育所(現在のさくらんぼ保育園)創設。0歳児からの保育実践により、日本の保育に新地平を拓く。2009年没。
主な著書に、『みんなの保育大学シリーズ』『保育の未来を考える』(以上、築地書館)、『さくら・さくらんぼの障害児教育』(青木書店)、『子育て』(労働旬報社)ほか多数。
井尻 正二[イジリ ショウジ]
1913年生れ、北海道小樽市出身。1936年 東京大学理学部地質学科卒業 理学博士。1999年没。
おもな著書に『井尻正二選集』全10巻『科学論上、下』『ヒトの直系』〈大月書店〉『地球の歴史』『日本列島』『化石』〈岩波新書〉『独創の方法』〈玉川選書〉『化石のつぶやき正、続、続々』〈共立出版〉『地学入門』『ヘーゲル「精神現象学」に学ぶ』『ヘーゲル「大論理学」に学ぶ』『ヒトの解剖』『人体の矛盾』『文明のなかの未開』『古生物学汎論上、下』『銀の滴金の滴』『地球と生物との対話』『進化とはなにか』『日本列島ものがたり』『絶滅した日本の巨獣』(共著)『ぞうの花子』など絵本4冊〈築地書館〉、子どもの本に『野尻湖のぞう』〈福音館書店〉『ふしぎな地球』『マンモスをたずねて』〈筑摩書房〉『足あとが語る人間の祖先』〈大阪書籍〉など多数。
内容説明
「さくら・さくらんぼ保育」の原点であるさくら・さくらんぼ保育園の創設者・斎藤公子が語る、日本の保育園の成り立ちからゼロ歳児保育や障害児保育の方法、保育における望ましい環境まで、現代に通じる保育のあり方。科学と実践に基づく保育理念を語ったロングセラー、待望の復刊!
目次
1 保育園とは(幼稚園と保育園のちがい;保育園の歴史)
2 保育の現場から(胎児からの保育;ゼロ歳児の保育;一歳児の保育;二歳~五歳児の保育;子どもと絵;六歳児の保育;身障児の保育)
3 保育と環境(ヒトの進化と保育;自然環境について;家族環境について;これからの保育)
著者等紹介
斎藤公子[サイトウキミコ]
1920年、富山県富山市に生れる。両親の出身地である島根県隠岐を自分の出身地としている著書もある。1939年東京女子高等師範学校保育実習科卒業。1956年“さくら保育園”創設。1967年農村部に季節保育所(現在のさくらんぼ保育園)創設。社会福祉法人さくら・さくらんぼ保育園代表園長、埼玉県保育問題研究会会長、新日本婦人の会埼玉県本部初代会長・顧問、労働者教育協会理事を歴任。2009年没
井尻正二[イジリショウジ]
1913年生れ、北海道小樽市出身。1936年東京大学理学部地質学科卒業理学博士。1999年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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