先生、イソギンチャクが腹痛を起こしています!―「鳥取環境大学」の森の人間動物行動学

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先生、イソギンチャクが腹痛を起こしています!―「鳥取環境大学」の森の人間動物行動学

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806715146
  • NDC分類 481.78
  • Cコード C0040

出版社内容情報

大人気、先生!シリーズついに10冊め。自然豊かな大学を舞台に起こる動物と人間をめぐる事件の数々を人間動物行動学の視点で描く。大人気、先生!シリーズ10冊め、いよいよ刊行。

学生がヤギ部のヤギの髭で筆をつくり、
メジナはルリスズメダイに追いかけられ、
母モモンガはヘビを見て足踏みする。

自然豊かな大学を舞台に起こる
動物と人間をめぐる事件の数々を
人間動物行動学の視点で描く。


はじめに

グレという魚の話
 グレはこうしてヒーローになった

そのハエは、コウモリの体毛のなかで暮らしていた
 奥深い洞窟の天井に蛹を産みつける謎深きハエ

イヌは、自分の行動に罪の意識を感じることがあるか?
 YouTubeの動画は教えてくれる

コウモリは結構ニオイに敏感だ!
 立派な哺乳類なんだから当然だ

モモンガの天敵たち                
 ニホンモモンガについての研究はとても遅れているのだ

トチノキとヤギたちの物語  

先生!シリーズ◎思い出クイズ


小林 朋道[コバヤシ トモミチ]
1958 年岡山県生まれ。
岡山大学理学部生物学科卒業。京都大学で理学博士取得。
岡山県で高等学校に勤務後、2001 年鳥取環境大学講師、2005 年教授。
2015 年より公立鳥取環境大学に名称変更。
専門は動物行動学、人間比較行動学。
著書に『絵でわかる動物の行動と心理』(講談社)、『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!』(築地書館)など多数。
これまで、ヒトも含めた哺乳類、鳥類、両生類などの行動を、動物の生存や繁殖にどのように役立つかという視点から調べてきた。
現在は、ヒトと自然の精神的なつながりについての研究や、水辺や森の絶滅危惧動物の保全活動に取り組んでいる。
中国山地の山あいで、幼いころから野生生物たちとふれあいながら育ち、気がつくとそのまま大人になっていた。1 日のうち少しでも野生生物との“交流”をもたないと体調が悪くなる。
自分では虚弱体質の理論派だと思っているが、学生たちからは体力だのみの現場派だと言われている。
ブログ「ほっと行動学」 http://koba-t.blogspot.jp/

内容説明

カラー写真満載!!学生がヤギ部のヤギの髭で筆をつくり、メジナはルリスズメダイに追いかけられ、母モモンガはヘビを見て足踏みする。自然豊かな大学を舞台に起こる動物と人間をめぐる事件の数々を人間動物行動学の視点で描く。

目次

グレという魚の話―グレはこうしてヒーローになった
そのハエは、コウモリの体毛のなかで暮らしていた―奥深い洞窟の天井に蛹を産みつける謎深きハエ
イヌは、自分の行動に罪の意識を感じることがあるか?―YouTubeの動画は教えてくれる
コウモリは結構ニオイに敏感だ!―立派な哺乳類なんだから当然だ
モモンガの天敵たち―ニホンモモンガについての研究はとても遅れているのだ
トチノキとヤギたちの物語
先生!シリーズ 思い出クイズ

著者等紹介

小林朋道[コバヤシトモミチ]
1958年岡山県生まれ。岡山大学理学部生物学科卒業。京都大学で理学博士取得。岡山県で高等学校に勤務後、2001年鳥取環境大学講師、2005年教授。2015年より公立鳥取環境大学に名称変更。専門は動物行動学、人間比較行動学。これまで、ヒトも含めた哺乳類、鳥類、両生類などの行動を、動物の生存や繁殖にどのように役立つかという視点から調べてきた。現在は、ヒトと自然の精神的なつながりについての研究や、水辺や森の絶滅危惧動物の保全活動に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Rin

74
【図書館】ユーモアたっぷり。笑いもたっぷり。そして生き物、自然への愛がたっぷりな小林先生。溢れんばかりの気持ちの昂りや好奇心が文章から伝わってくる。体調が悪くても、好奇心の前では回復しちゃう。コウモリにモモンガ、ヤギやお魚に植物も。今回も盛りだくさんの内容。好きなだけでなく、しっかりとした観察眼も必要。このシリーズを読むと自然って凄いな、と自然に触れたくなってくる。そして、ヤギづくしのヤギ体験イベント、私も行ってみたいなぁ。読んでいると楽しくて、ポジティブになれるので、まだまだ続いて欲しいシリーズです。2017/03/09

わんこのしっぽ

32
シリーズ10冊目!カラーページが増えたのが嬉しいなぁ(*´ω`*)興味深かったのは犬の行動についての章。自分のうちのワンコを思い描いてうんうんと納得!そしてヤギ部のヤギ達は今年の夏も無事に乗り越えられたのかな?10年経っても動物に対して好奇心が変わらない小林先生の姿を一年に一回見て元気を貰ってる気がする(^w^)2016/09/04

アーちゃん

29
図書館本。今回は記念すべき10冊目(=10年目?)という事でカラー写真が多くて嬉しいです。ハエなのにハエに見えないケブカクモバエには吃驚。モモンガの天敵も面白かったけれど、圧巻はやはり「トチノキとヤギたちの物語」でしょう。1作目のヤギコから始まったヤギ部の現在と、廃土を土壌にして移植されたトチノキの四季の話が、短編映画を観ているような感覚で読めました。先生シリーズ、まだまだ続いて欲しいです(コバヤシ先生退官後も、是非♪)。2016/09/12

プル

28
科学的根拠を示すって時間とお金が必要ですが、そんな小難しいことはちょっとだけにおわせて、いきものの話を楽しく、興味深く語ってくれます。先生の文体が楽しいからでしょうね。2017/03/12

まるぷー

27
今回はカラーページが多くなっている。イソギンチャクの話題がもっと出てくるのかと思ってたけど、餌の与えすぎか腹痛を起こして遭えなく死んじゃって終わり。しかし、ゴカイを捕食するところは興味深い。海岸のタイドプールで掬った25ページのメジナ(グレ)とされてる写真だが、あれは「メバル」では?35ページのは「グレ」っぽいけど。ユビナガコウモリとモバエの共生、モモンガとヘビ、フクロウとの実験も面白かった。何にでも興味を持ち推論を立て、実験をする小林先生。当てが外れることもあるけど楽しい。トチの木は育つでしょう。2017/07/05

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