出版社内容情報
連邦国立公園局登山道整備隊のリーダーとして、厳しい肉体労働の中で自然と人間との関わり方を問い続けた女性作家の15年間の記録。
交通手段は、ラバと徒歩。橋もないので川は下着で徒渉。チェーンソーと斧を担いで、野生動物の王国である国立公園内の大森林に分け入り、ハイカーのための登山道を人力だけでつくりつづける。
連邦国立公園局登山道整備隊のリーダーとして、屈強の男たちでも音をあげる、現代に残る、もっとも厳しく、激しい肉体労働の中で、自然と人間との関わり方を問い続けた女性作家の15年間の希有な記録。
はじめに
斧
1 川―野性を求めて ノースフォーク
プライバー
2 高山地帯―何もかも、教わったのは森林限界の上 スペリー
チェーンソー
3 森―森が我が家になるまで ミドルフォーク
ボート
4 海岸―私が海と出会ったところ コードバ
スキッドステアローダー
5 国立公園―どこまで北上できるか デナリ
シャベル
6 我が家―なぜ残ったか デナリ
おわりに
付録 数字で見るトレイルドッグ生活
訳者あとがき
【著者紹介】
クリスティーン・バイル(Christine Byl)アメリカ中西部、五大湖地方の出身。大学を卒業後、モンタナ州のグレイシャー国立公園で整備の仕事を始める。その後、アラスカ州立大学アンカレッジ校でフィクション・ライティングを学び、MFA(芸術系修士号)を取得。その間、また卒業後もアラスカ沿岸部コードバとデナリ国立公園で公園整備の仕事を続ける。現在はアラスカ州、ヒーリーの町にほど近い、デナリ国立公園の北のツンドラ地帯に在住。数エーカーの土地に建てたユルト(移動式住居)で夫とそり犬とともに暮らしている。本書は著者の長編処女作。2013年春に発売されると、米国アマゾン書店の「今月のベストブックス」(2013年4月)や、パブリッシャーズウィークリー、クリスチャンサイエンスモニターなどで高い評価をえている。短編やエッセイは、『Glimmer Train Stories』『Crazyhorse』『The Sun』その他の雑誌・新聞・短編集に掲載されている。夫と共に、トレイルの設計とデザイン、建造、およびコンサルティングをアラスカ各地で行う会社を経営している。
内容説明
交通手段は、ラバと徒歩。橋もないので川は下着で徒渉。チェーンソーと斧を担いで、野生動物の王国である国立公園内の大森林に分け入り、ハイカーのための登山道を人力だけでつくりつづける。連邦国立公園局登山道整備隊のリーダーとして、屈強の男たちでも音をあげる、現代に残る、もっとも厳しく、激しい肉体労働の中で、自然と人間との関わり方を問い続けた女性作家の15年間の希有な記録。
目次
1 川‐野生を求めて―ノースフォーク
2 高山地帯‐何もかも、教わったのは森林限界の上―スペリー
3 森‐森が我が家になるまで―ミドルフォーク
4 海岸‐私が海と出会ったところ―コードバ
5 国立公園‐どこまで北上できるか?―デナリ
6 我が家‐なぜ残ったか―デナリ
著者等紹介
バイル,クリスティーン[バイル,クリスティーン] [Byl,Christine]
アメリカ中西部、五大湖地方の出身。大学を卒業後、モンタナ州のグレイシャー国立公園で整備の仕事を始める。その後、アラスカ州立大学アンカレッジ校でフィクション・ライティングを学び、MFA(芸術系修士号)を取得。その間、また卒業後もアラスカ沿岸部コードバとデナリ国立公園で公園整備の仕事を続ける。現在はアラスカ州、ヒーリーの町にほど近い、デナリ国立公園の北のツンドラ地帯に在住
三木直子[ミキナオコ]
東京生まれ。国際基督教大学教養学部語学科卒業。外資系広告代理店の営業およびテレビコマーシャル・プロデューサーを経て、1997年に独立。海外のアーティストと日本の企業を結ぶコーディネーターとして活躍するかたわら、テレビ番組の企画、クリエイターのためのワークショップやスピリチュアル・ワークショップなどを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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