哲人たちはいかにして色欲と闘ってきたのか

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哲人たちはいかにして色欲と闘ってきたのか

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  • サイズ B6判/ページ数 209p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806714262
  • NDC分類 141.74
  • Cコード C0098

内容説明

神経学者は「官能」を司るニューロンを探し、薬学者は「官能」を調整する薬剤を調合し、医者は「官能」の不具合をいじくりまわし、フェミニストは「官能」に心を悩ませる。先人達も頭を悩ませ続けた「色欲」の世界。

目次

熱烈なる欲望
忘我の喜び
プラトンと欲
品性を保つために
アウグスティヌスと欲
性行為は罪なのか?
自然が意図すること
アートにおける色欲
シェイクスピアとドロシー#パーカー
ホッブスと快感のシンフォニー
カントとフロイト
ポルノグラフィーの役割
進化と欲望
性的欲望の意図するところ
色欲が輝くとき

著者等紹介

ブラックバーン,サイモン[ブラックバーン,サイモン][Blackburn,Simon]
1944年イギリス生まれ。哲学者。ケンブリッジ大学で哲学を修め、オックスフォード大学のフェロー兼チューター、ノース・カロライナ大学の哲学教授などを歴任した後、ケンブリッジ大学哲学教授を退官。現在でもノース・カロライナ大学で特別教授として春学期ごとに教鞭をとる。2009年から2010年にかけてアリストテレス協会会長を務め、哲学を一般の人々にもわかりやすく伝えることに尽力した

屋代通子[ヤシロミチコ]
1962年兵庫県西宮市生まれ。横浜育ち。大学で国語学を学んだ後、出版社で翻訳校正業務に携わり、翻訳に道に入る。現在は札幌市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

viola

6
7つの大罪シリーズの色欲編。嫉妬編の次に面白かったかな♪ 序章の一番最初にシェイクスピアが登場し、その後もちらほら出てくるところが嬉しい。哲学や文学に触れている箇所が多いので、興味のある方は楽しめるのでは。ただ、タイトルがタイトルなので、どうも手に取りにくいのが難点(苦笑)ですが、内容はとてもまともな真面目な本です。但し、全く必要性を感じられないのが巻末の岩井志麻子氏によるエッセイ。本文と全く相応しくないし、あなたの離婚理由や性欲に興味はないのです、と言いたい。2012/06/01

JunTHR

4
もうこれは変な期待をした自分が悪い。こんな真面目なのじゃなくて、ソクラテスがいかにして美少年を愛でたのか、フロイトが何でオナニーをしたのか、ハイデガーとアレントがどんなセックスをしたのか、そういう話が知りたかった。そんな期待をしたぼくが悪い。2012/06/05

まあい

2
「セックスの哲学(Philosophy of Sex)」という応用哲学の一分野について、日本語で読める数少ない一冊。過去の哲学者がセックスをどう論じてきたかということや、セックスに関する現代的論点(のごく一部)が紹介されている。性的モノ化に関するマーサ・ヌスバウムの議論が簡単に説明されていたり、ポルノグラフィの役割は何なのかという考察もあったりする。あとは原著がキリスト教圏の読者を想定しているためか、トマス・アクィナスのセックス観についての解説に紙幅を割いてある。2019/07/15

えのもと

1
面白そうだと思って読み始めたが、よく分からない部分が多かった。キリスト教の長い西洋と、キリスト教伝来以前は性に開放的だった日本では考え方にも差が出てくるだろうと思いながら読んだ。2021/01/30

takao

1
ふむ2017/11/15

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