内容説明
もしも、あなたが宇宙で暮らすことになったら…人体のしくみ、大気や無重力の知識から、具体的な宇宙での生活方法まで大公開!将来、快適な宇宙ライフをおくるためには必読の一冊。
目次
未知なる宇宙への旅
宇宙で暮らす、その前に
呼吸のシステムと大気
温度と湿度の調節
加速についての基礎知識
無重力空間での生活
人体に有害な放射線
栄養と衛生の管理
宇宙での作業
人間のためのデザイン
宇宙と娯楽
宇宙における健康と医療
スペースプレックス(宇宙総合施設)の建造
宇宙生活に向けて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
如月魅冬
2
宇宙で暮す場合に、必要になると思われる知識をほぼ網羅した一冊。酸素濃度から、微小重力下での身体の変化まで詳細なデータによって考察されている良書である。但し、具体例の大半が1970年代のスカイラブでは、古すぎると感じた。2011/03/04
Jun 1960
1
図書館返却期限が過ぎてて、残り部分を急いで斜め読み。スタートレックの小説も書いた作者だけに、言葉の言い回しにスタートレック言葉(最後の開拓領域、原著は多分Space、the final frontierと書かれてるんだと思う)人類の次のステップへの思いがチラチラ。P.S.第14章「宇宙生活に向けて」では、宇宙コロニーの分析が出てくる。その一節に、「宇宙での社会革命」があり、地球の既存組織から独立する分離主義者タイプの革命を予想。サイド3、ジオン公国のことだな。笑2012/06/24
バチスカーフ
1
いやはや、時間がかかりました。「人間」に関する考察本としても充分に練りこまれています。社会科学についてはやや空回りはあるものの、ガンダムという予備知識を持つ日本人には結構しっくりくるのかも。2011/07/08
せんにん
0
タイトルの気楽さから入門書だと思って手に取ると少々痛い目に遭う。それくらい、データが詰め込まれている。宇宙の話をする前に、人間が地上で暮らしている理由を訥々と述べることで、しっかりと外堀を埋めた上で読めるようになっているのは○。2014/05/01
じょん
0
おもしろかった!というか、興味深い!宇宙ってやっぱりいいですね。2012/11/24