水の革命―森林・食糧生産・河川・流域圏の統合的管理

個数:

水の革命―森林・食糧生産・河川・流域圏の統合的管理

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月21日 02時00分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 269p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784806713593
  • NDC分類 517
  • Cコード C0040

内容説明

「緑の革命」から「水(青)の革命」へ世界の水危機を乗り越えるために、水資源・水害・森林・流域圏を統合的に管理する新しい理念と実践について詳説。日本の事例を増補し、原著第2版、待望の邦訳。森林と水に関する諸説を検証し、土地利用と水循環、利用可能な地表水・地下水量推定の新しい手法、経済開発・環境保全・社会的公平性・持続可能性を両立させる政策、流域圏での土地・水資源の適切な配分の枠組みを解説。

目次

序章 革命
第1章 新たな理解―土地利用と水の相互作用
第2章 森林と水―神話と俗説
第3章 水資源と「制限」概念―蒸発散量を推定する総合的アプローチ
第4章 新たな理念
第5章 政治、権力、犠牲
第6章 水資源をめぐる対立
第7章 統合的土地・水資源管理(ILWRM)

著者等紹介

カルダー,イアン[カルダー,イアン][Calder,Ian R]
1945年イギリス、ノーザンプトン生まれ。リーズ大学でPh.D.取得。イギリス、ニューキャッスル大学土地利用水資源研究センター所長。専門は、土地利用・水資源管理。水資源問題や「青の革命」に関する認識は、マラウィ政府の水資源担当主官やイギリス海外援助庁(現・国際開発省DFID)の水利専門顧問を歴任するなど、物理学者でありながら森林・水利科学分野で活動してきた経験によって培われてきた。電子ジャーナル“Land Use and Water Resources Research”(土地利用と水資源研究)の管理編集者も務める

蔵治光一郎[クラジコウイチロウ]
1965年東京都生まれ。東京大学大学院修了。博士(農学)。マレーシア・サバ州森林研究所員(青年海外協力隊員として派遣)、東京大学助手、東京工業大学講師を経て、東京大学愛知演習林講師。専門分野は森林水文学、地域森林の自治、河川・流域ガバナンス

林裕美子[ハヤシユミコ]
1959年兵庫県生まれ。信州大学大学院修了。1996年からフリー技術翻訳者として活動を始め、現在、HAYASHI英語サポート事務所運営。専門分野は生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

8
水源の価値を再認識しているので、本書が目に留まった。2005年初出。21Cは水の世紀(ⅲ頁)。日本はTPPを抜本的に考え直した方がよい。なぜなら、「日本は食糧を輸入することで、仮想水、バーチャル・ウォーターを大量に輸入していることになり、輸出元の国の水資源に負担をかけている」からである(ⅴ頁)。国際協力どころか途上国の足を引っ張っている認識を先進国としてもっているか? 図解やデータも豊富で説得力がある。地球環境問題の本としても通用する。西洋以外の文化圏では、水は商品以上に霊的力をもつ物質(89頁)。2013/12/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/302341
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品